まち

天神で海が1番近い大通り“那の津通り”を歩いてみた

2020年09月03日 18:00 by 深江久美子

福岡都市圏を東西に走る那の津通り。天神からみると海側(北)にあります。周りには「福岡市民会館」や「須崎公園」など公共の施設があり、交通量が多くラッシュ時には渋滞することも。今回はその那の津通りをぶら~っと散策してみました。

出発地点は天神サイトがカバーしている天神5丁目。ここから西に進んでいこうと思います。写真右側にあるのは北天神憩いの場である「須崎公園」。公園内の一画には「福岡県立美術館」や「福岡市民会館」がありますが、この文化施設は移転や建替えられる予定となっています。これからのこのエリアは要チェックです。

●福岡県立美術館
https://tenjinsite.jp/manga/itopics/183

道を挟んで向かい側には競艇場「ボートレース福岡」。駅から歩いてすぐの場所にあり、いわば都市型競艇場です。ここで一勝負!と言いたいところですが、主旨が変わってきますのでそのまま進みたいと思います(笑)。

天神を南北に貫く渡辺通りと交差する那の津口交差点。右には「九州朝日放送」の社屋と電波塔も。ご覧のように、この那の津通りには天神では珍しい歩道橋がいくつか架かっています。

しばらく進むと「検察庁」の旧庁舎や、市内でも数少ない施設一体型の小中連携校である「福岡市立舞鶴小中学校」も。今では六本松に移転していますが、この辺りはかつて「少年科学文化会館(現 福岡市科学館)」や「裁判所」など公的機関が集まっている区域でした。

その向かいにある「トヨタカローラ福岡」の一画にダチョウの彫刻を発見!(笑)
なんだかほっこり。

歩道の幅も広く、歩道と自転車がくっきり分かれた専用道路。きちんと整備されていて安心です。

真っ赤かな激辛タレで人気の焼肉屋「玄風館」から右に行くと、昭和な香りが漂う新長浜横丁。福岡を代表する老舗「たつみ寿司」が入居しています。この横丁は数年前までは福岡を牽引するアパレル店や飲食店が連ね、カルチャー発信スポットだったんですよ。

長浜ラーメン発祥の地としてあまりにも有名な長浜が今回のゴール。創業昭和27年の「元祖 長浜」や「長浜ナンバーワン」など老舗ラーメン屋があります。通りから少し離れますが、海側には「長浜鮮魚市場」や「福岡市鮮魚市場 市場会館」も。市場会館には漁師や仲買人など市場関係者が利用する「おきよ食堂」もありますよ。西鉄バスでは<港一丁目>で下車。

●元祖ラーメン 元長屋(今泉店)
https://tenjinsite.jp/topics/topics/66851
●長浜鮮魚市場
https://tenjinsite.jp/manga/itopics/175
●福岡市鮮魚市場 市場会館
https://tenjinsite.jp/manga/itopics/185


賑やかなショッピングエリアではありませんが、緑豊かな須崎公園や情趣あふれる長浜。歩いてみると、自ずと那の津通りで再発見!なんてことがあるかもですよ。

 

※外出の際はマスクや手洗いを忘れずに。3密を避けながらお出かけしましょう。

 

 

取材・文:深江久美子
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