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【MARUTOMI(マルトミ)】老舗「稚加榮」が手掛ける新感覚の麺&鍋

2012年10月13日 15:00 by 山田 祐一郎

大名にある老舗和食店「稚加榮」が手掛けた新感覚の店が9月25日、天神のど真ん中に開業しました。メインに据える料理が昼と夜でがらりと変わるのが最大の特徴です。
昼はうどんよりも細く、蕎麦より太いという自家製麺が決め手の麺料理が主役。小麦粉と玄米をブレンドして生まれた麺は、風味がよく、弾むような食感があり、表面は滑らかで口当たりもいい。スープは鶏ガラ、カツオ、昆布を煮込んでとっています。一般的なうどんやそばのつゆに比べ、格段に力強く、それでいて豚骨ラーメンほど重たくありません。甘めの醤油がキリリと効いていて、博多っ子にも受け入れられそうです。玉子とじ、牛肉、きつねなど20種のトッピングと合わせて楽しむことができます。
夜は「美辛(BIJIN)鍋」というオリジナル鍋を提供。ベースになっているのは稚加榮の水炊きです。「意外と地元・博多の方は水炊きを召し上がりません。せっかくの博多名物ですから、趣向を変え、新しいスタイルで表現してみました」と代表・田原さん。二つに分かれた鍋の一方にはオリジナルのピリ辛出汁が入り、もう片方はコラーゲンゼリー出汁、野菜スープトマト出汁など4つのスープの中からお好みを選びます。10種以上の薬味類が用意されたタレコーナーで自分だけのタレを調合。「お客様の発想次第で無限の味わい方が可能です」と田原さんはにっこり微笑みます。美人鍋セットは1344円から。


【1】彩り野菜ヌードル724円。見た目が華やかな一杯です。【2】美辛(BIJIN)鍋セット1人1,344円・2人前〜。

取材・文:山田 祐一郎
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プレイス情報PLACE

MARUTOMI(マルトミ)

住所 福岡市中央区天神2丁目4−29 フェス天神 B1F
TEL 092-724-0103
営業時間 11:00〜14:30、17:30〜23:00(OS22:30)
定休日 月曜

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