まち
変わりゆくエンターテインメント、移りゆく天神に今、必要なもの
2021年08月31日 11:00
この8月31日をもって天神のランドマークのひとつでもある『IMS(INTER MEDIA STATION)』が閉館する。天神ビッグバン計画は、これからの天神の街を大きく豊かなものにしてくれるのは間違いないが、反面でこれまで天神の象徴だったものが無くなっていく寂しさも感じている。
西鉄ホール
思えば天神の街に文化やエンターテインメントが色濃く根付き始めたのは、1989年、イムズやソラリアプラザ、ユーテクプラザ天神ができて街が彩りを放ち始めた頃ではないだろうか。そして劇団四季が福岡に初めて専用劇場である『福岡シティ劇場』をオープンさせたのが1996年、その三年後1999年には『博多座』が開場。歌舞伎やミュージカルがいつでも観ることができる街になっていった。そして『イムズ芝居』から始まり西鉄ホールやイムズホールなどが集結して2007年から開催された『福岡演劇フェスティバル』の存在も大きい。この頃、ヴィレッジヴァンガードの登場でサブカルチャーとメインカルチャーがはっきりと区別されていたように思う。ジュンク堂が初の大型書店として開店したのが2001年。90年代後半から00年代にかけて商業施設と同様に文化やエンターテインメントも大きく動いていた。
ライブハウス『照和』
福岡は全国屈指のアーティストを生み出した場所だ。天神にあるライブハウス『照和』が輩出した財津和夫や長渕剛、海援隊といったフォークソング・アーティスト、シーナ&ロケッツやロッカーズなどのロック・アーティスト、そしてチェッカーズや松田聖子を代表するJ-POPアーティスト、さらには高倉健や小松政夫、蒼井優や妻夫木聡、池松壮亮など、数え切れないほどの俳優もこの街から巣立っていった。
文化やエンターテインメントとは切っても切り離せない街なのだ。
ビッグシティとなる天神でのエンタメの可能性と重要性とは?
続きは「天神ビッグバンサイト」をご覧ください。
https://welovetenjin.com/archives/bigbang_info/20210831
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