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ぼくの今期唯一の花見「NATURAL PICNIC in UKIHA」

2019年04月11日 12:00 by 弓削聞平

先週あたりから花見シーズン真っ盛りで、飲食店主催の花見も舞鶴公園や天神中央公園など各所で行われています。昨今では大きな公園ではなく、店からも近い小さめの公園などでこぢんまりとやることも増えつつあるようです。大きな公園は場所取りも大変だし、周りの花見客によってはうるさすぎたりする可能性もあります。また、トイレが遠いうえに行列ができるということも、そういう傾向を後押ししてるようです。

ぼくは7日の日曜に「NATURAL PICNIC in UKIHA」というイベントに参加してきました。このイベントの趣旨は花見ではないのですが、会場が桃農園であったので桃の花がそれはそれは美しく咲いていたり、山の中腹である会場から遠くの方を眺めるとうきはの桜並木が見えたりして、想定外に花を楽しむこともできました。

写真(下)提供:吉野英昌 

このイベントは街場のレストランが生産者に敬意を払って、皆に食材やそれを作る人や環境を知ってもらおうと実施したものです。「コキンヌ」「チェルニア」「クロマニヨン」「フリッジ」など10軒ほどの飲食店や宿が、うきはの「赤司農園」の干し柿、「石橋想園」のりんご、「リバーワイルド」の豚肉、「ゆむたファーム」の卵、松野牧場の乳製品、「しげちゃん農園」の椎茸、「新川製茶」のお茶、「原茂之巨峰園」の柿酢などたくさんのうきはの食材を使って料理を作り、それに合うワインなどとともに皆で楽しむというものでした。

写真提供:吉野英昌  チェルニアの畑シェフ(右)と赤司農園の赤司さん(左)

生産者も飲食店も蒼々たる顔ぶれで、お酒も料理も文句なくうまい。そしてよかったのが、参加人数がちょうどいいんです。それぞれビニルシートなどを持参して、それこそピクニックのように座って食べるのですが、スペース的にも余裕があるし、料理やお酒を取りに行くときもほとんど並んだりせずにすみました。それにテントのシェフやスタッフたちと会話できる余裕があるのもよかったです。また福原希己江さんのライブも素敵でした。彼女は映画「深夜食堂」の挿入歌などを手がけるミュージシャンで、参加店の1軒である「町屋あかりや」の店主の友人でもあることから、今回東京から駆けつけてくださったそうです。

このイベントは1年くらい前から皆で打合せを重ねこの日を迎えたそうですが、当日雨が降らなくてほんとによかった。一応、雨天時の会場は準備してたそうですが、あのロケーションで土や風や花の匂いを感じられてこそ、皆の苦労も報われたし、お客側も100%の満足を得られたんだと思います。天気の神様、ありがとう。そして企画・運営してくださった皆さん、ほんとにありがとう。そしてお疲れ様でした。

取材・文:弓削聞平
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