天神から徒歩圏内にありながら、その瀟洒な佇まいが伝統と格式を感じさせる『ホテルオークラ福岡』。近隣に「博多座」や「博多リバレイン」、「川端商店街」があることで文化と商業が程よく混在し、活気ある“街の日常”が楽しめます。
 

ホテルに入って一番に目に入ってくるのが、この吹き抜けのロビー。大理石の大きな柱がホテルの懐の深さを現しているかのよう。一歩足を踏み入れただけで、非日常のおだやかな空間が広がります。
 

ハイクラスのホテルに欠かせないのが「コンシェルジュ」。近くの美味しいレストランを尋ねたり、旅のプランを相談したり、親身になって対応してくれます。
 

こちらはスーペリアツインの部屋。30m²の客室にデュベ仕様の最高級セミダブルベッド。ヘッドボードには、博多織がほどこされていて、博多の伝統と西洋の香りが融合した落ち着いた空間。それぞれのベッドには、スタッフがひとつ１つ丁寧に折った“ウェルカム折り鶴”が。こんなちょっとした心遣いがうれしいものです。
 

ホテルの約款やメモも最高級の博多織で作られています。何気なく手にするものにも、福岡の伝統を肌で感じて欲しい、そんな思いが伝わってきます。他にもアメニティーや客室の絨毯などにも博多織の柄が使用されています。まるで「福岡へ、ようこそ」と語りかけてくれているかのように。
 

女性はやっぱり気になるホテルオリジナルのアメニティー。実は宿泊した人の口コミで密かな人気のバスアイテムがこちら。「アロマエッセゴールド」のシャンプー、コンディショナー、ボディソープ、ボディローション。ふわっと香る、自然のやさしい香りが人気。そのまま持って帰られる人も多いのだそう。（もちろん持って帰ってOKなんですよ）
 

清潔感のあるバスルーム。浴槽には、シャワーカーテンではなく、引き戸式の間仕切り。入浴後にバスルームの床が濡れることがないというのは、意外に快適でうれしいことだったりします。
 

部屋にはミニバーがあり、アルコールやソフトドリンクも準備されています。（有料）
 

そして、この部屋にはちょっとしたニクいおもてなしも。実は絨毯に庭の飛び石をイメージしたデザインがされているのです。日本の良き風景を取り入れて、少しでもリラックスして欲しい。部屋に入ってホッとしてくつろいだ気持ちになるのは、こんな小さなおもてなしがあるからかもしれません。
 

こちらはラグジュアリーツイン。エクストラベッドを入れることもできるので、ファミリーで利用してもOK。
 

ラグジュアリーツインには140年の歴史を持つイタリアの老舗ブランド「ACCA KAPPA」のアメニティー。天然成分にこだわったシャンプーやボディーソープなどは国内外を問わず人気のブランド。
 

「ホテルオークラ福岡」は、館内にビール醸造所を持つ日本でも数少ないホテル。ホテル地下の地ビール醸造所では、1999年の創業時より毎日「ブラウワー」と呼ばれるビール職人たちが、ホテルオークラ福岡オリジナルのビールを作り続けています。その名も「博多ドラフト」。常時2〜3種類の鮮度にこだわった出来立てのビールが味わえます。
 

もちろん、ビールに合うお料理にもこだわり、地ビール醸造所併設のレストラン「オークラブルワリー」には、石釜で焼いたアツアツのビザやアラカルトなど種類も豊富。ビールの飲み比べをしてみるのも楽しそうです。
 

1Fにある「ペストリーブティック」も人気店。丁寧に作られたフレッシュケーキも人気ですが、実はここで販売されている「塩バターロール」は知る人ぞ知る絶品。連日予約も多く、店頭に並んでもすぐに売り切れてしまうので、どうしても購入したい場合は、1日前までに電話予約することをオススメします。
 

1Fの「ラウンジ＆バー ハカタガワ」は、大きな窓と高い吹き抜けの開放的な空間で、ハンドドリップで淹れる香り高いコーヒーとお食事、アフタヌーンティー、そしてお酒に合うアラカルトメニューが楽しめます。 昼は窓から自然光が降り注ぎ、夜は天井からの柔らかな光がやさしい、心地よいスペース。天気がいい日には、こちらのテラス席でまったりのんびりしてみては？

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