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いよいよザ・リッツ・カールトン福岡が開業!九州初の5つ星ホテルに潜入(1)

2023年06月23日 14:00 by 深江久美子

大名小学校跡地に複合商業施設「福岡大名ガーデンシティ」内のビオスクエアがオープンしたのが6月8日(木)。そして、天神ビッグバンの西エリアに待望の「ザ・リッツ・カールトン福岡(以下、リッツ)」が開業し完全体となりました!
▼ゲストルームやプールの記事はこちら
https://tenjinsite.jp/topics/topics/72714
 

日本で6番目となるザ・リッツ・カールトンは、九州観光を待ち望む世界の富裕層のニーズに対応し、世界の要人をおもてなしするホスピタリティを提供していきます。天神サイトでは全福岡県民が注目するリッツ内部をレポート!伝統工芸である博多織を表現したゲストルームやダイニング、バーなどを2回にわたりご紹介いたします。
 

【1F/アライバルロビー】
エントランスを抜けると広がるアライバルロビーは最初にゲストを迎えてくれる場所。コンセプトが“織り”ということで、ホテル内は博多織が随所に使われています。人・文化・食や、過去と未来を、縦と横で重ね繋げていくことを表現しているそう。
 

壁には立体的な無数の糸の重なりと墨染の大きなアートが飾られていました。海外との初の窓口であった歴史を物語る<沖ノ島・さつき松原・高宮斎場>を表したアートワークで、遥か彼方に広がる日本の始まりの情景なんだそう。


【18F/エレベーターホール】
1Fと18Fのエレベーターホールには日本の室内装飾である屏風を展示。こちらは2つでひと続きの構図になっており空間の連続性を演出しています。赤は玄界灘、金色は月を表し、床には日本庭園で見られる枯山水が施されています。


ロビーがある18Fへはエレベーターで直行。和と西洋が調和したモダンな空間が広がります。コンシェルジュデスクの横には若い工芸作家による大分の小鹿田焼、レセプションには遺跡が多い福岡の土と和紙を混ぜたアートが飾れていました。
それでは同フロアにあるダイニングエリアもご紹介していきましょう。
 

【18F/Diva(ディーバ)】
コンシェルジュデスクから右側に行くとカフェ「Diva(ディーバ)」があります。地元の新鮮な食材を使った軽食や、九州産の和紅茶、有田焼で提供されるアフタヌーンティー(7,800円)などが楽します。ゆったりしたソファ席からは玄界灘の景色が望め、極上な時間を過ごすことができそうです。


唯一テイクアウトできるペストリーショップも併設されています。宝石のように色とりどりであでやかでいて、ディテールまでこだわったスイーツはもはや芸術。ひと口ずつ五感を研ぎ澄まして味わいたいです。


【18F/Viridis(ヴィリディス)】
「Farm-to-Sky 地産地消(農場から、空へ)」をコンセプトに、主役となる九州産食材を使った洋食メニューが登場します。メインダイニングの陽光あふれる隠れ家的なオランジュリーは、17世紀から19世紀にかけて北欧のおしゃれな邸宅にあったオレンジや柑橘類の果樹を厳しい寒さから守るための専用の温室から着想を得て、レストランのコンセプトと結びついています。

【18F/The Lobby Lounge & Bar (ザ ロビーラウンジ & バー)】
温かみのあるロビーラウンジ&バーはビジネス、プライベートに限らず利用できます。博多湾を臨む空間には、手染めの糸を組み合わせ見事な模様に仕上げている手織の美しいラグが飾られ、穏やかな時間を過ごすことができます。国内外から厳選したウイスキーなど、博多湾の眺望にふさわしいアペリティフを楽しんでください。


【18F/幻珠(げんじゅ)】
1つのレストラン内に鮨、会席、鉄板焼きの異なる和食が体感できる日本料理レストラン
。壱岐島で育てられた黒毛和牛や玄界灘で獲られた魚介類など、地元の厳選食材を使った優雅で繊細な料理をご提供。さらに、有田焼や唐津焼のテーブルウェアで料理をいっそう華やかに演出します。

●鮨エリア
福岡の筑後和傘の傘骨からインスピレーションを得た、錫の箔が施された多面体のパネルが天井や壁面を覆い、カウンターには福岡産の銀杏の無垢材を採用しています。
※7月中旬より営業スタート

●会席エリア
福岡の茶道文化を継承し、茶筒をイメージした銅色の円形カウンターとカッパー色の箔をあしらった天井が空間全体を調和させています。

●鉄板焼エリア
福岡の伝統工芸である籃胎漆器からインスピレーションを得て、金属で編み込まれた素材を建具に使用することで、「Spirit of Place (土地の精神)」表現しています。
 

【24F/Bay(ベイ)】
シックなバー&ラウンジ「Bay」では、タパスや炭火焼きを中心とした料理、シグネチャーカクテル、DJが奏でる音楽が楽しめます。博多湾を行き交う船からデザインコンセプトの着想。心地の良い社交場になりそうです。


貿易で使用されていた船の構造、パーツや曲線美を空間に取り込んでいます。本当に船内に乗り込んだかのよう。
 

ラウンジエリアには2つのプライベートルームも完備。宿泊客だけでなく地元の人も楽しめる空間です。メインバーに隣接するテラス席からは実際に玄界灘のビューも望め、バーが玄界灘の風景と溶け込むように一体化した空間になっていましたよ。


まだまだ、お届けしたい内容が盛りだくさん!次回はゲストルームと、24Fにある贅沢なラウンジやプールをご紹介します。お楽しみに!

 

取材・文:深江久美子
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プレイス情報PLACE

ザ・リッツ・カールトン福岡

住所 福岡市中央区大名2丁目6-50 福岡大名ガーデンシティ

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