日々是食欲

本日発売の「ソワニエ」は魚料理の特集

2016年11月10日 08:00 by 弓削聞平

 肉ブームと言われ始めたのはいつ頃だったでしょうか。東京の方が少し早かったと思いますが、それでもすでに3、4年は経つでしょう。正直、肉というガッツリ系の食材の盛り上がりがそんなに続くとは思えず、2年ほど前からもうこのブームも終わるだろうといい続けてきました。しかし実際にはそんな動きはまったくなく、相変わらず肉系の出店は多いし、肉イベントも増え続けています。

 そんななか、天の邪鬼な「ソワニエ」は本日発売の号で「うまい魚を食べたい」という特集を組みました。あちこちで肉特集や肉のムックを見かけるなか、魚の特集だなんてどれだけひねくれてるんだろうと、自分自身思います。しかし、福岡は元々魚が安くてうまいことで知られる街です。現に県外から来られるお客さんや出張者は、もつ鍋、水炊き、ラーメンなどと並び、魚を欲する人も少なくありません。特に寿司を望まれる人が多いのですが、それは魚は肉や野菜と違って、地域によって獲れる魚種が全然違うということも大きな理由です。特に寿司屋さんなどに行くと、調理法がどこの店でも同じだけに、その魚の違い、味の違いをストレートに感じることができます。

 「ソワニエ」は1年ほど前に「寿司特集」をやったこともあり、今号では寿司屋さんはほとんど掲載していませんが、その分、居酒屋や和食の店をたくさん掲載しています。2つだけぼくの大好きなお店をご紹介しますね。1軒は大手門の「十石かじはら」です。カウンターだけの小さなお店ですが、最初にネタケースを見せてくれ、好きな魚や調理法を指定することができます。コースもあってそちらも大満足の内容です。もう1軒は春吉の「どんでんがえし」です。実は表紙の刺身盛り合わせはこの店のものです。今回のリサーチ時にかなり久しぶりに行ってみたのですが、多彩な魚メニューに思わず顔がほころびました。そのほか、ラジオのパーソナリティの方々がなじみの店を紹介するコーナーもありますよ。

十石かじはら

どんでんがえしの胡麻鯛出し茶漬け

 今回もどのページを開いてもハズレなしをめざして編集していますので、ぜひ店頭で手に取ってみてください。

取材・文:弓削聞平
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