グルメ

まったく気兼ねすることなく、“気軽に1杯”を!

2016年01月12日 08:00 by 木下 貴子

表にあるメニュー板の最後にある「←入口〜勇気をもって〜」の文字。といっても全然構える必要はありません。カラリと扉を開いて見渡すと、店内には椅子が1つもありません。同じ警固にあるスペインバル「ブエナ オンダ」の2号店として12月上旬にオープンした『メグスタ』は、スタンディング・バーなのです。「博多駅や福岡天神駅の近くには立ち飲み酒場がありますが、この界隈にはありません。周辺にはたくさん飲食店もあるし、1軒目の前に、あるいは2、3軒目として軽く飲みたいときに便利な立ち飲みの店が警固エリアにもあるといいなと思ったんです」とオーナーの落水ケントさん。

自然派ワインと日本酒を二大柱に、ビールや焼酎、ハイボールなど幅広く揃えます。グラスワインは400円から、日本酒も一杯400円からあり、いい銘柄のものも500円でいただけます。ワインは「ヴァンナード」、日本酒は「とどろき酒店」から仕入れ、なかなかのセレクション。美味しいお酒がリーズナブルに飲めるとあって、呑兵衛には聞き捨てなりません! ワインはボトル2,500円〜もあり、ウォークインセラーから好きなものが選べます。

タパスはスペイン料理に限らず、ワインや日本酒に合うもの様々に用意しています。ポーションも十分あり、また「ブエナ オンダ」出身のシェフが手掛ける本格派でありながら、ほとんどが一皿500円アンダーと驚き価格! スタンディング・バーなのに、女性客の割合が高いというのも納得。このコストパフォーマンス、敏感な福岡の女性が見逃すわけがありませんから。「値段をできるだけ抑えるのは、たくさんの人に来てもらいたいから」と落水さん。「どの店に行こうか迷ったら、とりあえず『メグスタ』で待ち合わせよう…というような町のランドマーク的な存在になりたいですね」。

一杯だけでも気軽に…と言われてもつい遠慮してしまうのが悲しいかな、日本人の性。ですが、スタンディングだと本当に一杯だけで立ち去ることも気楽にできます。まさに“ちょっと一杯”の時に重宝する店として覚えておきたい。目印は、警固小学校前の歩道橋と赤いポストです。




【1】「生ハムの盛合せ」(1,200円)。このボリュームでこのお値段! イタリア産やスペイン産のいろんな生ハムが食べ比べできるのも嬉しいですね
【2】自家製サングリア(600円)のフルーツで作ったジャムをトッピングした、「自家製鶏レバーのパテ」(300円)は、たっぷりパテが盛られたバゲットが2個。この1皿でワイン2〜3杯は飲めそうです。実は、日本酒にも合う一品です
【3】女性1人でも入りやすい、スタイリッシュな空間。テーブル下に荷物が置けたりかけられるので、身軽にお酒を楽しめます

取材・文:木下 貴子
このライターの他の記事を読む

プレイス情報PLACE

MEGUSUTA KEGO HODOUKYOU SAKABA(メグスタ)

住所 福岡市中央区警固2丁目1−14
TEL 092-982-1209
営業時間 17:00〜翌1:00
定休日 不定
PAGE TOP