2015年4月にオープンして、まもなく一周年。警固の「MANDARIN MARKET 文華市場（マンダリンマーケット）」へ、ランチ取材にやってきました。こちら、看板に“Vegetable Chinese（ベジタブル チャイニーズ）”と掲げてあるように、野菜を使った中華（上海）料理に力を入れているお店です。

 

 

 

店内入ってすぐ左手には、野菜がどっさり！「よく、お客様から『販売しているのか』と尋ねられるのですが、これらは料理に使うために糸島から仕入れたものです（笑）」だそう。確かに、これだけたくさんの野菜を彩りよく並べてあると、商品なのかと思っちゃうのも無理はないですよね。

 

 

 

 

 

 

奥のテーブル席に通して頂きました。・・・っと、壁面にご注目！糸島からやってきた【本日の野菜達】の名前がびっしり。高級スーパーでしか見かけないような、珍しい野菜の名前も発見できました。それらがどんな料理に使われるのか、ワクワク感が高まります。

 

 

 

 

 

 

では、ランチタイムのメニューを拝見。ふむふむ、焼きそば、スープそば、麻婆豆腐の定食に、月替わりランチプレートもありますよ。

 

 

 

 

 

 

まずはトップバッター、「至福のあんかけ焼きそば」が登場！お肉にエビ、イカ、そして野菜をたっぷり使った、具だくさんの餡がかかっています！専門店ならではの火力でパリッと焼き上げた麺の甘みと野菜の甘みがじっくり楽しめる、ランチタイムの一番人気メニューです。
☆13品目サラダ+スープのセット、もしくは白飯+漬物+スープのセットのどちらかが選べて980円。

 

 

 

 

 

 

具がたっぷりと言えば、こちらも忘れてはいけない「具沢山五目スープそば」。冬の寒い日は、温かいスープが恋しくなりますよね！食べるとしっかり体が暖まります。
☆13品目サラダ、もしくは白飯+漬物のセットのどちらかが選べて980円。

 

 

 

 

 

 

「至高のスープそば」は、塩味or醤油味が選べます。塩味のスープは、博多華味鳥のガラスープに、塩・ニンニク・葱油を加え、スープの香りが最大限に引き出されています。シンプルな具材で勝負の逸品！
☆13品目サラダ、もしくは白飯+漬物のセットのどちらかが選べて880円。

 

 

 

 

 

 

さて、中華料理に麻婆豆腐は欠かせませんよね。「博多和牛入り 土鍋麻婆豆腐定食（白飯+漬物+スープ付き、980円）」は、月替わりのランチで出して大好評だったため、レギュラーメニューに仲間入りしたのだそう。

 

 

 

 

 

 

熱々の土鍋で煮込まれた麻婆豆腐。スープと葱油を合わせて乳化させることで、まろやかさが引き出されています。辛そうに見えて、マイルドな味わいですよ。辛さをUPしたい時はリクエストも可能です（辛口まで無料）。

 

 

 

 

 

 

最後は「月替わりランチプレート（白飯+漬物+スープ+13品目サラダ付き、1,000円）」。この時のメインは“スペアリブと冬大根の上海風煮込み”でした。
※ちなみに、2016年2月の月替わりメインは“色んな根菜とスペアリブのリンゴ黒酢の酢豚”です！

 

 

 

 

 

 

どうですか？この照りとツヤ。大きめに切られた冬大根が、硬すぎず柔らかすぎず、絶妙な歯ごたえを残して煮込まれています。スペアリブは、軟骨まで噛みくだけるほど柔らかに。美味しい煮汁を充分に吸っていて、白飯が進む進む！！

 

 

 

 

 

 

ベジタブルチャイニーズの店・マンダリンマーケットですもの、脇役と思いがちなサラダだって抜かりありません。13品目の野菜を使うことが心がけられていて、日々、野菜が不足しがちな現代人にはありがたい！コストを度外視した内容となっており、スタッフの間では“赤字サラダ”と呼ばれているとか（笑）。“お客様に美味しい野菜を食べて欲しい”というお店の心づくしが、こんなところにも表れているわけですね。

 

 

 

 

 

 

お店は、大正通りを警固四つ角から薬院六つ角方面へ向かう途中、一歩路地へ入った場所にあります。ランチは土日祝日も営業中ですが、混み合いやすいので予約がベターです。

オーナーシェフの山北さんは、高級ホテルの中華料理店からONOグループを経てマンダリンマーケットを立ち上げた、確かな腕と経験の持ち主。お店全体の雰囲気は明るく活気に溢れ、抜群の接客でランチタイムを心地よく過ごせますよ。