グルメ

豆の本当の美味しさに出逢える薬院の甘味処。豆家 茜(まめや あかね)

2015年04月01日 08:00

お豆ファンならばぜひ足を運びたいのが、西鉄バス「新川町」バス停の目の前にある『豆家 茜』。この場所のすぐ隣で、3年ほど煮豆専門店を営んでいた主人の金子さんが「豆をもっと手軽に楽しんでもらいたい」という思いでオープンさせたカフェスタイルのお店です。

テーブル席が4つの、こぢんまりとしたお店は金子さんがひとりで切り盛り。奥の厨房でほぼ毎日、7〜8時間かけて6〜8種類の豆が炊かれています。豆の様子を伺いながら炊き時間を加減し、その豆の一番おいしい味を引き出していくのが金子さんの真骨頂。豆の中でも難しいとされる小豆に関しては「自分で納得のいく美味しさ!」と話す自信作です。

そんな愛情たっぷりの豆を存分に味わえる新メニュー「豆パフェ」がこの秋、登場しました!豆がてんこ盛りです!お茶とのセットで735円とはかなり良心的。食べてみれば分かりますよ。

見て、このつややかな豆たち!手前から白花豆、黒豆、金時豆、紫花豆、虎豆、の5種類の豆と、抹茶アイスというシンプルなパフェ。まず、1粒ずついただいて味比べをしてみれば、豆って種類でこんなに味が違うのか〜と再発見。しっかり噛みごたえがあるもの、ふわっと柔らかいもの、豆によって表情もさまざまです。これに抹茶アイスを絡めるとまた奥深い味わいに。すると、底に寒天が隠れていました!ぷるんと喉ごしのいい手作り寒天が口の中をすっきりと潤してくれます。豆の栄養がどんどん身体に染み渡っていくようで、食べ進めていくうちになんだか元気がみなぎってくるよう。ごちそうさまでした!

さて、もうひとつご紹介したいのが「氷ぜんざい(朱華)」(525円)。これまたシンプルな見た目にそそられます!こちらでは一年中かき氷がいただけて、冬でも注文する人が意外と多いそうです。

白玉をスプーンですくってみると、小豆が顔をのぞかせました!下のほうには寒天もたっぷり。しゃりしゃりの氷と小豆、白玉を口へ運べば、ひんやりと冷たい、やさしい甘さがふわ〜っと広がっていきます!小豆は一粒一粒が大きくふっくらとしていて、すっきりと上品な甘味。白玉も弾むようにもっちもちです。あんこ好きなわたしは大満足!幸せな時間でした。

他にも甘味メニューは、ぜんざい(525円)や亀山(白玉あんこ)セット(735円)など、どれも豆本来の味わいを大切にしたものばかり。そうそう、こちらでは各種豆のお持ち帰りもできるんです。直径12cmほどのパックにたっぷり入って500円とはかなりおトク。金子さんの愛情がたっぷり詰まった完全手作りの豆をお土産にもどうぞ。

プレイス情報PLACE

豆家 茜(まめや あかね)

住所 福岡市中央区薬院3丁目8−9
TEL 092-515-2199
営業時間 13:30~22:00
定休日 不定休(休みはHPでお知らせ)
URL https://page.line.me/mameyaakane

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