グルメ

知っていると自慢できる、隠れ家もつ鍋店

2013年11月25日 18:00 by 大内理加

町家のようなおしゃれな造りで女性やカップルにも人気の「もつ鍋 金魚」が2号店をオープン。店長の鶴竜太さんが「料理だけではなく、お店の造りも素材の持ち味を引き出すよう気を配っています」と語るように、まずお店の雰囲気に注目を。本店と同じく、木をメインにしたスタイリッシュなインテリアはさすがに期待を裏切りません。シンプルな和の雰囲気が広がる1階と、今泉の街並を見下ろすソファ席とヴィンテージ調の家具を配置した個室の2階と、フロアごとにガラリとテイストが異なるのも特徴。さらに鍋には、店名の「あかがね」にちなんで熱伝導率がよい銅鍋を使用。カウンターやテーブルはイチョウの一枚板、食器は信楽焼、箸は栗の木と細部にまでこだわりが感じられます。

メニューのメインはもちろん「もつ鍋」。本店で好評の味噌味に加え、2日間煮込んだ地鶏の白濁スープと4種の醤油をブレンドした「醤油味」も仲間入り。串焼きや刺し身、ワンコイン以下のメニューも多く、気軽に楽しめる価格設定も魅力です。特にこちらでは「もつ鍋に合うさっぱりとしたものを」と野菜料理に力を入れているそう。お通しは九州産日替わり野菜のバーニャカウダ、串焼きにもアスパラやさつまいもなど旬の野菜を取り入れているなど、嬉しい心遣いが活かされています。

こちらで過ごす時間そのものが“ご馳走”と言いたくなるような、洗練されたお店。女子会にもデートにも、接待にも、ここ一番のおもてなしに選んでみてはどうでしょう。




【1】もつ鍋味噌味(1人前1,260円)。丁寧にとった地鶏ガラスープにコクのある味噌が溶け込んで、じわりと沁みる味わい。旨みがギュッと詰まった小腸と食感が面白いセンマイに、アクセントとして香ばしい揚げゴボウとスダチ豆腐を加えています。
【2】西鉄福岡(天神)駅から好アクセスながらも、料亭のような上品な雰囲気も魅力の一つ。
【3】カフェのような2階席は、壁一面が窓になっていて、開放的。包み込むような座り心地のソファは、広島の革職人によるオーダーメード。この他、約50名まで収容できる個室もあるので、宴会やパーティーなども対応可能です。

取材・文:大内理加
このライターの他の記事を読む

プレイス情報PLACE

あかがね

住所 福岡市中央区今泉1丁目13−29  福泉ビル別館1F、2F
TEL 092-726-6400
営業時間 18:00〜翌1:00(OS24:00)
定休日 不定

関連するトピックスTOPICS

PAGE TOP