グルメ | 新店舗オープン

福岡の餃子文化に新風!? 元祖肉汁餃子の店が上陸!

2019年05月31日 12:00 by 木下 貴子

全国に巻き起こっている餃子ブームの火付け役でもある『ダンダダン酒場』が、ついに天神エリアにオープンしました。

今泉公園そばの裏路地にあります。今泉店は70席もあって広々!



2011年の創業当時、ラーメン屋や中華料理店でのわき役的存在であった餃子を、日常的に食べてもらえる、いわば「餃子とビール」が楽しめる店として、『ダンダダン酒場』は誕生したといいます。



主役となる餃子を開発するのに1年間試行錯誤を繰り返し、生みだされたのが看板メニューの「肉汁焼餃子」(6個497円)です。



全粒粉を配合した風味豊かなオリジナルの皮に、食感を生かせるよう粗挽きにした豚肉と細かく刻んだキャベツやニラなどの野菜を合わせた餡を、皮を伸ばしながらたっぷり入れます。だから『ダンダダン酒場』では餃子を「包む」のではなく、「握る」というそうです。

水の量を調整しながら蒸し上げ、タイミングを見計らいながらジューっと焼き上げます。ふっくらもちもちの皮から溢れる肉汁は、まるでショウロンポウのようにたっぷりです。一口で食べるとこぼさず堪能できますが、熱々なので火傷にご注意。最初のうちは半分ずつ食べ、少し冷めたら一口で食べることを推奨します。



餃子本来の味を味わってほしいと、餡にしっかり味がつけられています。タレも用意されていますが、まずはそのままで食べてみてください。肉や野菜の甘みや旨みがダイレクトに感じられます。


餃子でお酒が飲める、ご飯にも合う、いろいろなシーンで餃子を楽しんでほしいというコンセプトは、サイドメニューにも現れています。「砂肝のニンニク漬け」「貝ヒモチャンジャ」(各411円)などお酒のアテも豊富に揃い、一方で「鶏出汁 にゅう麺」(422円)など家族連れでも利用しやすい麺やご飯ものも用意されています。

パクチーをふんだんに使った「悪魔的に旨い 香菜サラダ」(530円)は自家製ゴマドレッシングとパクチーの相性が抜群で、パクチーが苦手な人でも食べられる!と噂の一品。たまに顔を出すレタスがまた美味しくて、虜になるサラダです。



餡がぎっしり入った肉々しい美味しさの「手羽餃子」(2本508円)。山椒塩を付けていただきます。



馬刺は赤身「854円」などの単品と、「2種盛」(1,059円)、「4種盛」(1,707円)があります。写真は「4種盛」で手前左から右回りに「ふたえご」「赤身」「たてがみ」「トロ」。



「俺たちの麻婆豆腐」(843円)は、とろみたっぷりのソースの下に、豆腐が1丁まるごと入っています。レンゲで一口ずつすくって食べたり、全体を崩して食べたり、お好みでどうぞ。




お手頃な価格帯のうえにお通し代・チャージもなく、気軽に利用できる『ダンダダン酒場』。本日5月31日には、大名店もオープンします。福岡で餃子といえば一口餃子や鉄鍋餃子が有名ですが、そこに現れた新しい「肉汁餃子」は福岡の餃子文化に新風をもたらす予感がします。

取材・文:木下 貴子
このライターの他の記事を読む

プレイス情報PLACE

肉汁餃子製作所 ダンダダン酒場 今泉店

住所 福岡市中央区今泉1丁目9-19
TEL 092-791-2711
営業時間 11:30~OS14:00、17:00~24:00(OS23:00)、土日祝日は11:30~24:00(OS23:00)
定休日 なし
URL https://www.dandadan.jp/

関連するトピックスTOPICS

PAGE TOP