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【煮こみ 大名店】待ち焦がれた庶民派ホルモン専門店が、遂に天神エリアに進出

2011年06月23日 17:00 by たくじん

 肉好きだけにとどまらず幅広いファンを持つ『煮こみ』が、5月24日、平尾、白金、博多駅南に続いてとうとう天神エリアに進出しました。主役は鹿児島県産黒毛和牛のホルモン。肉や脂の質にとことんこだわるため、品質が良いものが入荷しなければ店を休むという徹底した姿勢を貫いています。それが、熱い支持を集めている理由のひとつでしょう。
 
 その自慢のホルモンを、まずは刺身で堪能。見た目の色艶が鮮度の良さを物語っているハツ刺、珍しい血管刺など4点が盛られた「刺身盛」(1,000円)では、味わいと共に食感の違いが楽しめます。
 
 次に、二枚看板メニューのひとつ「特上ホルモン焼」(800円)を注文。真っ黒な鉄板の上に、素焼きした小腸の脂が花のように咲いて登場します。それを自家ブレンドの塩で食べさせるところに、この小腸への絶対の自信が伝わってきます。
 
 そして店名にもなっているメニュー「もつ煮こみ」(700円)は、小腸と豆腐を自家ブレンドの九州産味噌で煮こんだシンプルな料理。口の中で凝縮された素材の旨みがほどけながら広がってゆきます。
 
 以上の『煮こみ』必食メニューを含め10品ほどが堪能できる「おまかせコース」(2,500円、2名から)が用意されており、飲んべえ3名以上でしたら2時間の飲み放題付コースが3,500円とお値打ち価格に設定されています。これは、店のコンセプトのひとつが「庶民の味方」だからこそ。日本酒が400円から、焼酎が300円(ボトル1,800円)からという点にも注目です。
 
 さらには、他の姉妹店にはない大名店オリジナルの「牛テール肉じゃが」(800円)の存在も見逃せません。
 
 梅雨のジメジメさや、これから迎える夏の暑さで疲れた身体にエナジーを注入してくれそうなホルモン料理の数々。今こそ『煮こみ』の魅力に触れてみる、絶好のタイミングではないでしょうか。




(1)口の中でとろけてゆくような「特上ホルモン焼」には、塩・塩コショウ・ぽん酢が付いてきます。
(2)平尾本店のオープン以来10年に渡って人気を継続している「もつ煮こみ」。
(3)ほとんどがスタッフの手作りという店内は、ワイワイがやがやと賑やかな屋台をイメージ。奥はボックス型テーブルになっています。また、深夜4時までの営業も嬉しい限りです。

取材・文:たくじん
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煮こみ 大名店

住所 福岡市中央区大名1丁目11−13 D’sface1F
TEL 092-741-2539
営業時間 18:00-翌4:00(OS3:00) 日祝日:17:00-翌3:00(OS2:00)
定休日 不定

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