まち

大人の旅はここ一択。八女はお茶だけじゃない、特別な時間を過ごす場所。

2021年01月22日 18:00 by はたゆう

天神から少し離れた場所へ旅をする、そんなことを思い浮かべた時にどこが思い当たりますか?糸島?太宰府?北九州?福岡には、古い歴史と共に魅力的な観光スポットがありますよね。今回は、先日実施された1泊2日で巡る、ちょっとリッチで大人の八女の旅に参加してきたので、その模様をお届けします。八女ってお茶だけ?なんて思った人は、この記事を読んで見方がガラッと変わりますよ!

●見渡す限りの茶畑「八女中央大茶園」

●「横町町家交流館」ですすり茶体験

●「緒方仏壇本店」でマイ箸作り

●「酒邸 吟乃香」でランチ

●江戸時代から続く酒蔵「喜多屋」

●「星野村 倉住星渓園」を見学

●夕日のように輝く器「星野焼 源太窯」


●見渡す限りの茶畑「八女中央大茶園」

集合場所からバスに乗り最初に向かったのは「八女中央大茶園」。八女と言えば言わずもがな「八女茶」の産地で、急峻な山と清流、寒暖の差により高品質なお茶が作られています。頂上の展望所からの眺めは、見渡す限りの茶畑が広がる絶景スポット。

 

●「横町町家交流館」ですすり茶体験

「横町町家交流館」では、すすり茶体験を。すすり茶とは、八女伝統本玉露の甘くまろやかな味わいを、ほんの一滴に凝縮し、ふたをしたままのお茶碗を傾け、そこからこぼれ落ちてくる一滴を舌の上で転がし玉露の旨味を余すことなくいただく飲み方のこと。1煎目、2煎目、3煎目と温度の変化や抽出時間で、違うお茶を飲んでいるかのような変化があるのは驚きです。


すすり茶を堪能した後は、茶殻に酢醤油をかけていただきます。玉露は、柔らかい葉っぱなので青菜の様に食べることができるんですよ。
 

●「緒方仏壇本店」でマイ箸作り

「緒方仏壇本店」では、お箸づくり体験が行えます。仏壇なのにお箸?と思う人も多いかもしれません。八女福島の仏壇は漆と金箔の金仏壇。ここで作るマイ箸は、何層にも塗り重ねられた『天然漆』のお箸を耐水ペーパーで研いでいき、浮き上がる模様がそれぞれ違ったものに仕上がるのです。

仕上げ剤で磨いて完成したのがこちら(↑)。自分で削ってできた模様なので、なんだか愛着も湧きますね。

色は、赤と黒から選べますよ。シックに黒もいいのですが、今度は鮮やかな赤にも挑戦したいと思いました。


●「酒邸 吟乃香」でランチ

ランチは「酒邸 吟乃香」でいただきました。古民家風のお店で、料理は旬の食材を使ったメニュー。すぐ隣にある酒蔵「喜多屋」のお酒も楽しめます。

粕汁は、喜多屋の大吟醸の酒粕を使用。酒粕のふわっと甘い香りと旨味をしっかりと味わうことができます。

地元の食材を使った天ぷらは、薄い衣で揚げてありサクッとした食感がたまりません。天つゆや抹茶塩といっしょにいただきました。

 

●江戸時代から続く酒蔵「喜多屋」

次にやってきたのは、江戸時代から続く酒蔵「喜多屋」。日本酒と本格焼酎の蔵元で、「大吟醸 極醸 喜多屋」は、IWC2013「SAKE部門」でもチャンピオンに選ばれるなど数々の賞を受賞し今も注目を集めています。

スタッフの方からこのお酒はお肉に合う、など詳しく話を聞く事ができます。また、国内産の米と米麹だけで造った甘酒は、とても甘みが強く豆乳で割っていただいても美味しいんですよ。

 

●「星野村 倉住星渓園」を見学

「星野村 倉住星渓園」では、茶畑を見学。農家さんに直接お話しを聞いてみたところ、「八女伝統本玉露」は、藁の覆いをかけて栽培し、「前茶」は黒い遮光ネットをかけるなど品種によって栽培方法が様々なのだとか。

お茶を販売している店内で、試飲させていただきました。淹れる水や温度、時間などでも味は大きく変化するそう。農家さんが淹れてくれたとあって、味は格別。もちろん、ここでお茶を買って帰ることもできますよ。

 

●夕日のように輝く器「星野焼 源太窯」

「星野焼 源太窯」では、陶芸家の山本源太さんの工房へ。明治中期に、一度途絶えた幻の焼き物「星野焼」を復興させたのが山本源太さん。実際にお話しを伺うととても気さくな方で、作品は器にとどまることなく天体をモチーフにした骨壺もあります。

展示室には、お茶を注ぐと器の中が夕焼けのような黄金色に輝く「夕日焼」も。お茶を美味しくいただくだけでなく、器の輝きも一緒に味わえる、とても貴重な作品なのです。


1日目のご紹介は、ここまで。次回は「NIPPONIA HOTEL 八女福島 商家町」や、白壁の街並み散策、「茶房 星水庵」で日本茶鑑定士による八女茶テイスティング、地元民がすすめるディープなスポットなど、更なる八女の魅了をお届けします。
 

※2020年11月末に取材した情報です


2回目「八女の商家に暮らすように泊まる宿。そして、心ゆくまでお茶を堪能。」
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https://tenjinsite.jp/topics/topics/70866

取材・文:はたゆう
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