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ディープにハマる!【天神エリア】をぶらり。

2016年04月15日 19:00 by S子

「天神」と言うと、ショッピングやグルメスポットのイメージが強いかと思いますが、実はレジャーも歴史も楽しめるまち。ということで本日は、天神のオススメスポットをご紹介!

 

 

やってきたのは、天神1-1-1という輝かしい住所を持つ、「アクロス福岡」。1995年3月に、「国際・文化・情報の交流拠点施設として誕生した建物です。館内には、クラシック専用のホール「福岡シンフォニーホール」をはじめ、音楽や文化・観光・イベント情報を幅広く提供する「文化観光情報ひろば」ほか、多彩な飲食店、オフィスなどがあります。そして今回目指すのは、そんなアクロス福岡の「屋上」。実は建物南側の壁面が、緑化された「ステップガーデン」となっており、外階段を上って屋上を目指すことができるのです。

入口は、中央公園側に2カ所。春期・秋季 (3・4月、9・10月)は 9:00〜18:00、夏期 (5月〜8月) は9:00〜18:30、冬期 (11月〜2月) は9:00〜17:00まで入場することができます。屋上までの階段総数は、約400段!なかなかいい運動になりそう…。

ステップガーデンの道すがらには、様々な植物が植えられていて、森の中を歩いているみたい。時折ベンチが設置されていて、休憩もできます。

運動不足の体に鞭打って登ること、約10分。頂上はもう目前! ちなみに屋上には展望台があり、そこは土曜、日祝日の10:00〜16:00のみの開園なのでご用心(ステップガーデンは曜日に関係なく入場できます)。

展望台からの眺めはこの通り!北側には博多湾、その向こうに海の中道までが一望できます。東南方面には福岡空港があり、飛行機が飛び立つ姿も。天神のど真ん中で、ほぼ360度見渡せる場所があるなんて知らなかった! カップルや外国人観光客の方々に人気のようで、みなさんいい風に吹かれながらリラックスしていましたよ。

さて、そんなアクロス福岡を後にし、明治通りを渡って訪れたのは、朱塗りの神社「水鏡八幡宮」。学業の神様・菅原道真公が太宰府に向かう前に、今泉の清流にその姿を映したことからその地に建てられた社殿が「水鏡天神」と呼ばれるようになり、1612年に福岡藩初代藩主の黒田長政が現在の場所に移転。そこからこのエリアが「天神」と呼ばれるようになったのです。まさに「天神・発祥の地」!

境内にお邪魔すると、素敵な着物姿の女性がふたり。聞けば、韓国からの観光客の方でした。天神の「まゆの会」で着物をレンタルし、散策を楽しんでいたそう。手を清めてお参りをさせていただくと、外国人観光客の方に向けた、お参りの仕方も掲げてありました。ちなみに、菅原道真公に由来があるということで、ご利益はもちろん学業成就。「これからもいろんなことを学んで記事にできますように…」としっかりお願いして参りました。

そんな水鏡天満宮のすぐお隣には、細い通りにいくつもの飲食店が軒を連ねる「水鏡天満宮横丁」があります。ランチ時には、定食やカレー、ラーメンなどを求めてビジネスマンたちで賑わい、夕方になると観光客や仕事を終えた方々がゾロゾロ。気取らないそのムードに惹かれて訪れる人も多いよう!

今日はその中の一軒、「じゃこくじら」で夕ご飯を。福岡の人気居酒屋「磯貝」の姉妹店で、鮮魚を使ったイタリアンがベースのお料理がいただけます。SNSなどでも話題だからでしょうか。お客さんの中にはスーツケースをゴロゴロと引いて訪れる方も多数。1階にはカウンターと2人用テーブル席が3席、2階には4名以上でもOKのテーブル席が用意されています。この日は土曜日。続々とお客さんがやってきました(訪れる場合は要予約!)。

この日オーダーしたのは「焼き枝豆(枝豆のペペロンチーノ版)」(380円)、「タコのオイル漬け」(480円)、「豚足のステーキ」(580円)など…。小さめポーションで、カップルで訪れてもいろんな種類がいただけるのが嬉しい! ウニやイクラがた〜っぷりと乗ったパスタも人気でしたよ! “山登り”後でビールのおいしさも格別。 いや〜、天神ってやっぱりいいですね!

 

 

 

取材・文:S子
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財団法人アクロス福岡/貸ホール・貸会議室

住所 福岡市中央区天神1丁目1−1
TEL 092-725-9113

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