グルメ

【フレンチコース】今日のランチは、警固の「ビストロ ラ ポーレ」

2015年02月18日 11:00 by S子

“いつか”行きたかったランチ

今日のランチは、最近友人たちから立て続けに「おすすめ!」と聞いて気になっていた「ビストロ ラ ポーレ」へ。場所は、中央区の警固交差点から南へ徒歩約30秒。落ち着いたブラウンの店構えのお店です。外からは中の様子が伺いにくいのですが…

 

“いつか”行きたかったランチ

中に入るとそこはパリ! BGMは、パリ・ミュゼット♪ カジュアルな雰囲気でありながら、白いクロスがかかっていて上品。この日のランチタイムには大人のお客さまで賑わっていました。

 

 

“いつか”行きたかったランチ

さて、ランチは「日替りランチA」が、本日のスープ・メイン・パン・コーヒー付きで1,080円、「A」に野菜サラダもしくは本日のデザートが付いた「日替わりランチB」が1,450円。「A」に野菜サラダとデザートの両方をプラスした「日替わりランチコース」が1,800円というラインナップ。ちなみに「A」と「B」は平日限定。もっとしっかりいただきたいという方には「サジェスションコース」(2,200円)、「シェフのおまかせフルコース」(3,240円)といったコースも用意されています。今日はデビュー戦ということで、まずは「日替わりランチA」をオーダー。

 

“いつか”行きたかったランチ

テーブルの上にはアペリティフ(食前酒)の案内も。「喉が潤うとさらに料理がおいしい!」というコメントに惹かれて、ノンアルコールの「レモントニック」(300円)をいただきます。爽やか! そうそう、トニックをサービスされる時、ちょっとしたサプライズが待っているのですが、それはお店を訪れてからのお楽しみ。

 

“いつか”行きたかったランチ

ほどなく1品目のスープがやって来ました。本日のスープは「大根のポタージュ」。一口いただいてびっくり。大根って、こんなにポテンシャルの高い野菜だったの!? クリーミィな口当たりの中に、やさしい甘みがじわじわ。北風に縮こまっていた体が、ふ〜っと解放されるような気分!

 

 

“いつか”行きたかったランチ

同時にサービスされたパンは2種類。ハード&ソフト、2タイプのフランスパンで、ハードは中央区「ル・パン・リュストー」、ソフトは南区「ベーカリータツヤ」さんのもの。嬉しい♪

 

 

“いつか”行きたかったランチ

そしてメイン! 本日は塩漬け豚の柔らか煮をカリッとソテーした「プティ・サレ」。フォークを入れるとホロホロと崩れる豚肉は、まずは塩水にじっくり漬け込み、さらにハーブの香りをまとわせ、ソテーしたものなのだとか。いただく際には、上に乗ったシュークルート(乳酸発酵させたキャベツ)やマッシュポテト(何とスモークしてありました!)と一緒に。感動! こんなメインが1080円のランチでいただけるなんて奇跡でしょ!

 

 

“いつか”行きたかったランチ

食後のコーヒーももちろん手抜きなし。ここ、本当に大切ですよね!

 

“いつか”行きたかったランチ

ちなみに「B」にランクアップしたらどうなるの!? と気になる方もおられるかと思い、ご紹介します! こちらが「本日のサラダ」。 正直に言います。このサラダ、必食です。 唐津で農家を営んでいるというシェフのご実家と、宮若市の「結の実農園」さんのお野菜をコラボさせてあるそうで、「野菜力」と言ったらいいのでしょうか。人参も紅芯大根も白菜もベビーリーフも、とにかく味が濃い! 木いちごのビネガーでマリネした赤キャベツや、オレンジ果汁とビネガーを使いレーズンで甘みを加えたキャロット・ラペなど、細やかな仕事も施されていて、もう参りました! 他の席のマダムが「今まで食べたサラダで一番おいしいわ!」と絶賛していらっしゃったけど、そうそう、そうなんです!

 

“いつか”行きたかったランチ

そして「本日のデザート」。この日は(1)「マスカルポーネチーズのムース入りプティ・シュー エスプレッソのアイスクリーム添え」、(2)「クリームチーズのブランマンジェ ミックスベリーのアイスクリーム添え」、(3)「グリオットチェリーのタルト生地とシナモン風味のカスタードクリームのシブースト グリオットチェリーのシャーベット添え(+500円)」の3種類だったのですが、悩んで悩んで、(1)に。カリッと焼き上げたシューに、たっぷりとムースが詰まっていて美味(しかも2つ)! あ〜、やっぱり、ここに来たら、サラダもデザートもセットになった1,800円ランチをオーダーすべきかも!

 

“いつか”行きたかったランチ

そんな素敵なランチタイムを提供してくれるのが、中川シェフ(左)と、ソムリエの野崎さん(右)。伝統を大切にしつつ、軽やかなフレンチを楽しませてくれる中川シェフ、そしてサービスや声掛けのタイミング、説明の的確さなどが見事な野崎さん、ふたりを中心にしたスタッフの雰囲気もこのビストロの魅力です! 次はぜひ、ディナーで訪れてみたいな♪

取材・文:S子
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プレイス情報PLACE

Bistror la paulee (ビストロラポーレ)

住所 福岡市中央区警固1丁目12−1 ヴィラージュけやき通り1階
TEL 092-732-3546
営業時間 11:30〜OS14:30、17:30〜OS22:00
定休日 水曜日

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