グルメ

【竹餃】まるでバルのような餃子店「竹餃」が薬院にニューオープン

2011年11月10日 08:00 by 浅草研二

 以前、ボンラパス薬院があったビルの裏手に10月22日にオープンしたこちらの餃子屋さん。裏通りということで回りには灯りが少なく、加えて道側が全面ガラス張りの店内から溢れる灯りで、煌々と輝いて見えます。およそ餃子屋とは思えないオシャレな店舗は、「餃子とお酒をバルのような雰囲気の中で楽しんでもらいたい」という店長・竹田和典さんの想いがつまったもの。竹田さんは、あの清川の「TAIZOラーメン」で6年半店長を務めた後、独立しこの店をオープンさせました。

 まずはカウンター前の黒板に大きく「焼餃子480円」と書かれたこの店のスペシャリテを注文。1皿10個入りの餃子は、いわゆる博多一口餃子よりひとまわり大きい、中サイズなものでした。一口食べると、少々肉の感触が残る餡の食感もよく、くせもないさっぱりとした味わいです。聞くと「ミンチには細かく挽かれたものと粗いものとをブレンドして使っていますね。あと5種類の野菜をたっぷりと使用していて、うちの餃子にはニンニクが入っていないんですよ」という。なぬ、ニンニクが入っていないのにこのコクとは摩訶不思議。しかしこれなら女性でも何個もいけるのではないでしょうか。

 続いて「手羽唐揚げ」(1本170円)を注文。外はパリパリ、中はジューシーな手羽先は「1日タレに漬け込んで揚げているんですけど、ちょっとそのタレにこだわりがありまして」とのこと。いやいや、こりゃあちょっとどころじゃあないでしょう。この絶妙な味わいは必食ものです。あと「牛すじみそ煮込み」(500円)や「ポテサラ」(300円)、「らっきょ」(300円)など左党の気持ちを心得たメニューが並び、しかも安価とくれば、オッサンの僕も絶対ほっとけないものでした。

 いや〜、事務所と自宅とを繋ぐ道沿いにあるので、これからちょくちょく立ち寄ること必至になりそうです。ところで余談ですが、話していると店長と僕は、同じ大学の工学部卒業であることが判明(笑)。「どうしてまた、工学部卒が飲食業なんですか! いや、僕のライターってほうがひどいか、ははは」と夜は更けていったのでありました。




(1)「焼餃子」(10個480円)はいわゆる博多一口餃子よりひとまわり大きいもの。
(2)「牛スジみそ煮込み」(500円)といった飲んべえに嬉しいメニューも揃う。
(3)餃子店のイメージを覆すオシャレな店内。

取材・文:浅草研二
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プレイス情報PLACE

餃子 竹餃(たけちゃお)

住所 福岡市中央区薬院1丁目12-32 薬院パーキングビル1F
TEL 092-732-3336
営業時間 11:30~15:00、17:00〜翌1:00
定休日 火曜

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