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職場のお客さんと結婚した優さん(仮名)39歳の場合 vo.4 〜アラフォー結婚でも妥協しちゃダメ!

2018年09月30日 21:00

vol.3を見る→https://tenjinsite.jp/topics/topics/68006

想像以上の結婚生活
現在新婚3カ月の優さん。サッカー観戦や居酒屋巡りなど、同じ趣味をもつ彼との生活は、期待を裏切ることなく楽しくて仕方がないという。休日は、美味しいラーメン屋に行き、映画を観て、カフェに寄って、ショッピング。また、サッカー観戦や、麻雀、居酒屋に出かけて過ごすのも定番となっている。1人でいるより、やはり2人でいる方が、こんなにも楽しいのか。心から幸せな日々を噛み締めながら、一方で前から欲しかった子どもについては改めて考えなおすようになったという。


 
子どもを産めるかわからない年齢だからこその捉え方
「子どもができたら今の関係が壊れるかもしれないし、例え崩れなかったとしても環境は必ず変わるから、今のままでもいいのかなって思うようになって」と優さん。でも2人の子どもは欲しい気持ちもある。だからあえて39歳の年齢で、自然に身を任せてみようと気楽にとらえることにしたそうだ。実は優さん夫婦は、財布を幸喜さんが管理。「家のローン以外は借金がないと言っているし、それで実際不自由していないから、これでもまぁいいかなって思っている」と気楽に捉えているが、子どもが生まれたらそうもいかない。現実に向き合ったとたん、今の関係性が崩れるという不安要素はそんなところにもあるのだが、どんな苦境にもケセラセラ精神で乗り切った優さんはきっと致命的にはならないだろう。


結婚はいくつになっても妥協はNG!? 
そんな優さんが結婚して放った言葉が印象的だ。「39歳だからって妥協しちゃダメ。だって結婚は一生もんだよ?私は“背が高くて趣味が一緒で、2人でいる方が楽しい人じゃなきゃ嫌だ!”ってワガママを言っていたけど、最終的にはバツイチが気にならない年齢でそういう人と巡りあえた。幸喜のバツを気にする以前に、まず“奥さんがいなくて良かった〜”って思った人なの。それくらい理想の人に、今からだって出会えるんだよ。だって妥協して、恋愛で好きと思えない相手と何となく流れで結婚したとして、万が一“こんなんで良かったのかな”って思っちゃた時なんか、絶望的な後悔をすると思うんだよね」。中洲のクラブで千人以上もの男性を相手にしてきた優さんが見る目線は、独特の説得力がある。

そんな優さんの信念は、「女性はぶりっ子をするべき!」というもの。「男性に好かれる格好をして、男性が好かれるように振る舞うの。だって会社の面接では、“給料がそこそこで、家から近いから面接来ました”とは言わないのに、恋愛で“ありのままの私を受け入れて”っていうのはおかしいって思っていて。炎上覚悟で本音を言うと、男も女もモテる人に良い人が寄ってくる。良い人が誰も見向きもしないような人をわざわざ選ばないじゃない?」。もちろん大人の男性なら、“ぶりっ子しているな”とはわかる。それでも、自分の前で少しで良く見せようとする姿は、好印象に受け取る人が大半。そのわかりやすい例が、女子アナだ。いや、女子アナほどキレイじゃなくても、女性らしい愛嬌があれば十分効果が得られるという。
アラフォーは出会う確率も圧倒的に低くなるからこそ、その手段もひとつの方法かもしれない。確率を少しでもあげたいなら、明るめのコンサバファッションに巻き髪を試してみるのもいいかもしれない。

来週は、1日2つの婚活パーティを掛け持ちして奮闘中の婚活女子をレポートします。
 

●“感じがいい”独身アラフォー カナエさん(仮名)38歳の場合

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【イラスト】
諫山直矢/福岡在住のイラストレーター。自治体や企業の広告や販促物、また店舗やオフィスの壁画を担当するなど幅広い分野で活躍中。大人の強さと色気をまとった女性をモチーフとしたオリジナル作品制作にも力を入れる。

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