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夜の酒場が昼営業をスタート。明るい笑顔と挨拶で元気をチャージ!

2017年01月26日 12:00 by 木下 貴子

警固町の交差点近くにあるバー「酒場 月」が、1月4日から昼営業を開始しました。その名も『喫茶 ひるげつ』です。開店時間は朝の10時から。モーニングもやっているということで、さっそく朝イチで向かってみました。

けやき通りを右に曲がって、お店の看板が見えてきたころでした。「おはようございまーす!」と元気に挨拶する声が聞こえてきました。見るとお店の前に女性が立ち、道行く人たちに挨拶をしているではありませんか。んんん?と思ってしばらく様子を見ていると、通りすがりのご年配のご婦人と楽しそうに談笑が始まりました。近づいてみると…なんとそこで商品を販売していたのです。



↑お店の前でテイクアウト販売。お弁当やスイーツ、コーヒーが売られています。

 

ご婦人が立ち去った後、半信半疑ながらも「ひるげつさん…ですよね…」と声をかけてみたところ、「はい、そうですよ!」と満面の笑みが返ってきました! 聞くと朝9時30分から10時すぎくらいまで、『ひるげつ』を運営する西山香織さんと大蔵有希さんのお二人で「あいさつ運動」をやっているそうなんです。


↑西山さん(右)と大蔵さん(左)。「警固の町にお世話になるので」というお二人が始めた「あいさつ運動」。元気な挨拶をもらったら、こちらも朝から気分がいい!

 

「あいさつ運動」が終わるとお二人は、2階の店舗へ移動。え?このテイクアウトは?と尋ねてみると、なんと田舎の道の駅でみかけるような無人スタイルでの販売。商品を買う際、お代はコーヒーカップに入れてもらうというシステムだそう。「どうかな~と思いましたが、みなさん良心的で、払わずに立ち去る人はこれまでいませんね」と大蔵さん。


↑カップの中には買われた分の小銭がちゃんと入っていました!

 

店舗の方では10時から11時までモーニングメニューを、11時から閉店の14時までランチメニューを提供。ドリンク単品ももちろんあります。もともと西山さんが「酒場 月」で、ここ2年ほど月一ペースで昼間に『ひるげつ』というイベントを行っていたのがはじまり。それをレギュラー化したいと思いつつも1人ではキッチンが追いつかないな…と西山さんが悩んでいた時に、「私、一緒にやりたい」と手を挙げたのがナチュラルフードコーディネーターである長年の友人・大蔵さんでした。

料理は大蔵さんが主体で、スイーツは西山さんが主体で手掛けます。実はお二人とも、絶賛子育て中のママさん。育児において感じてきた「身体をつくるのはやっぱり食べ物」「子どもも安心して食べられるもの」「身体にやさしい食べ物」といった想いを、この『ひるげつ』に込めて料理・スイーツを提供しています。スパイスやハーブを使ったナチュラルフードや乳製品・卵不使用の焼き菓子も用意して、小さなお子さんや、アレルギー体質の方、ベジタリアンの方など幅広く楽しんでいただけるような細かい配慮がなされています。


↑モーニングメニューの「出汁かけ焼きおにぎりセット」は小鉢、サラダ、ドリンクが付いて600円。モーニングはほかに「自家製ワッフルセット」(サラダ、スープ、小鉢、ドリンク付600円)、「トーストセット」(サラダ、スープ、ドリンク付400円)があります。


↑ランチメニューは写真の「シシリアンライスセット」とベジタリアン対応の「ベジタコライスセット」(各スープ、プチデザート、ドリンク付1,050円)の2種類。しばらくしたら、日替わりランチも出す予定だそう。

 

この場所で長年ひそやかに夜営業を続けてきたバーだけに、味わいのある空間。さながら昼間はちょっとした秘密の隠れ家のような雰囲気です。



 

コーヒーは専門店にお願いして作ってもらったオリジナルブレンド、ジュースも濃縮還元ではなくストレートジュースを提供するなど、ドリンクにもこだわります。お酒好きの人にも…と生ビールやグラスワインなども用意。「お酒を楽しみたい方が来られたら、即『スナックひるげつ』に変わります!」という遊び心も持ち合わせているのも、気やすく、すぐに打ち解けてしまします。

カウンターでくつろぎながらお二人と、食事の話、育児の話、美容の話でしばし歓談。色々な意味で安らぎと刺激をいただきました。これもまたこの店の魅力です。そんなひと時も得たい方は、ぜひ昼の混雑時以外の時間を狙って訪れてみてください。

取材・文:木下 貴子
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プレイス情報PLACE

喫茶 ひるげつ

住所 福岡市中央区警固2丁目15-23 2F
TEL 092-716-6350(代)
営業時間 10:00~16:30(フードOS14:30)
定休日 日祝日
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