グルメ

渡辺通の路地裏で愉しむ「酒」と「蕎麦」

2015年11月22日 08:00 by 山田 祐一郎

ここ数年、福岡では日本酒人気が続いています。福岡県は米どころで、日本酒の原料となる酒米の生産も盛んです。そんな背景もあり、福岡市内で福岡県産のお酒を取り扱う店が自然と増え、日本酒に触れられる機会もまた増えています。

古くから日本酒と相性が良い食べ物といえば、やはり蕎麦。蕎麦前を楽しみ、気の利いた酒の肴に舌鼓を打ち、〆に蕎麦をたぐる。そんな居酒屋の原点ともいうべき、素敵な蕎麦と酒の関係を楽しめるお店が渡辺通の路地裏にオープンしました。

10月21日に開業したばかりの「酒と蕎麦 まき野」。店主・牧野さんは元々和食の店で勤め、その後、いくつかの飲食店で腕を磨き、この店のオープンに至ります。「和食時代から出汁を生かした飲食店をいつの日か始めたいと思っていたんです」。ご縁があり、牧野さんは蕎麦の名店で打ち方の基本を習い、その後、自身で蕎麦打ちを研究し、晴れて開業に至りました。

酒の肴は板わさやだし巻き玉子、天ぷら、鴨料理といった蕎麦屋の王道から、その日の食材で作る季節の一品も揃っています。訪れた日には牡蠣の揚げ出しといった心惹かれる一品も。合わせる日本酒は厨房の中央に据えられたショーケースに並べられています。そのラインナップは全国各地から吟味されていました。カウンター席であれば、ショーケースを眺めながら、次はどのお酒にしようかと悩むのも楽しい時間となります。100ccのグラスでの提供に加え、徳利(小140cc、大330cc)でも注文できるので、数人で訪れ、数種を少量ずつ試すのもOK。

蕎麦はざるが750円〜、かけが650円〜。二八で仕上げた蕎麦は食感が滑らかで、軽やかな風味が印象に残ります。返しはキリッと甘みが引き締まっていて、すいすいと蕎麦が進みました。もちろん、蕎麦だけの注文もお気軽に。



取材・文:山田 祐一郎
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プレイス情報PLACE

酒とそば まき野

住所 福岡市中央区渡辺通5丁目12−8
TEL 092-791-2363
営業時間 17:00〜翌2:00 (OS翌1:00) 土日祝/12:00〜15:00 (OS14:30)、17:00〜23:00 (OS22:00)
定休日 月曜日
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