日々是食欲

2015年は日本のお酒が注目される

2015年01月08日 08:00 by 弓削聞平

あけましておめでとうございます。
これを書いてる今は5日。微妙だ〜。正月でもなく初出社でもなく。
でも一般的にはきょうが仕事はじめの人が多いので、あちらこちらで新年のごあいさつが交わされている。
なにはともあれ、このコラムも今年はこれが最初なので、「本年もどうぞよろしくお願いいたします」。

さて、先月のコラムで書いたが、昨年は「肉ブーム」という明確なトレンドがあった。しかし、うかつにも昨年のはじめにはここまで肉の店が増えるとは予想できなかった。確かに数年前から東京では肉業態が増えてはいたものの、それがここまで福岡でもブレイクするとは。
肉のように東京で流行ったものが数年後に福岡でもブレイクすることは少なくないが、今、そういう流れが顕著に感じられる業態は見えていない。むしろ、食事というより酒はここ数年あきらかな流れが出てきている。それは日本酒、自然派ワイン、日本ワイン、国産ウイスキー、そしてクラフトビールだ。トレンドというのはあまりに多いが……。これらはこのコラムや〈ソワニエ〉でも軽く触れてきたものもあるけれど、今もそれぞれがゆるやかにマーケットは拡大傾向にある。
 きょうウェブのニュースで「セブンイレブンがクラフトビールに興味をもっている」というのがあがっていた。今までにもローソンやサンクスなどがいくつかのブランドの販売しており、春にはファミリーマートも「よなよなエール」を取り扱い始めるということだ。確かに福岡をみていてもクラフトビールの店は本当にゆるやかではあるが増えている。専門店もだし、居酒屋などがドリンクメニューに一部取り入れたりしてきているのだ。特にセブンイレブンの市場への影響力は絶大だ。なにせ店舗数が尋常ではない。周りをみてもあちらにもこちらにも店舗がある。つまりそこに陳列されるだけでもその露出、つまり人の目に触れる機会は圧倒的に増えるわけで、これは今までのゆるやかな動きを加速させる可能性は十分ある。
 おもしろいのがクラフトビールも日本のものが注目されていること。そしてワインも最近は国産がおいしくなっていると話題になっている。さらにはドラマ「マッサン」の影響も手伝って国産ウイスキーにも光があたっているし、日本酒の世界的な注目度はいわずもがなである。もしかしたら、「日本の酒」が今年のトレンドになるかもしれない。

参考までに国産酒(日本酒除く)の店をいくつかご紹介して今回は終わりにしよう。

ユスク(日本ワイン)
http://tenjinsite.jp/mapnavi/092-791-1247/

ガストロパブ エールズ(クラフトビール ※海外のものもある)
http://tenjinsite.jp/mapnavi/092-722-0600/

Brewers(日本のクラフトビール)
福岡市博多区冷泉8-22 092-281-8400

スタンドバーBEM(国産ウイスキースタンディングバー)
http://tenjinsite.jp/mapnavi/092-721-6829/
一時観光みやげ的な地ビールブームがあったが、今は格段に品質が向上しているものも多い。

取材・文:弓削聞平
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