グルメ

天神サイトライターがおくる、私が愛する“パン”と“コーヒー”(6)

2014年10月29日 12:00 by ソノユウ。

みんなが大好きなパンー。クロワッサンやメロンパン、ハード系に調理系など数多くの種類があり、好みは人それぞれ。そんなパンと一緒に味わいたいのは、レベルの高さが伺える天神(福岡)のコーヒーしかありません。天神を知り尽くした天神サイトのライター陣が、本当は教えたくない絶品パンと味わい深い至福の1杯をご紹介。


●「パンのある幸せな生活スタイル」がコンセプト!
薬院エリアのクリエイティブなマンションの1階。上質でハイセンスな北欧家具、余裕を感じさせる広々としたトラットリア&ショップスペース…どこを見渡しても都会的な香りが漂うのが「パンスタンド薬院ベーカリー」。コンセプトどおり、パンのある幸せな生活スタイルが、そこにありました。

“天神サイトライターがおくる私が愛する“パン”と“コーヒー”

 


この夏にオープン、カフェではなく、併設が“トラットリア”というのもウワサになりました。床に使われているのは、通常は高級家具などに使われるウォールナット(くるみ)の木。温かみのある雰囲気の空間に仕上がり、全て北欧の有名デザイナーがデザインした家具が配されています。

 

 

“天神サイトライターがおくる私が愛する“パン”と“コーヒー”

 


常時40種類のパンが並び、どれも、キラキラ感がハンパない!しかし、マネージャーの中迫さんいわく、「パン作りで大事にしているのは、主役である食事の邪魔をしないこと。次の日もおいしいことなんです」。いえ、いえ、どのパンも十分、主役級の佇まいですよ!

 

 

“天神サイトライターがおくる私が愛する“パン”と“コーヒー”

 

 


おすすめはやはり「バケット」。フランス産の小麦と水を使い、長時間熟成させることで、外はパリッ、中はモチッ。

 

 

“天神サイトライターがおくる私が愛する“パン”と“コーヒー”

 


「レザン」は生地に対して、レーズン率50%!半分はレーズンという贅沢なパンです。

 

 

“天神サイトライターがおくる私が愛する“パン”と“コーヒー”

 


フランスパンが生地の「クランベリーショコラ」は、インパクトのあるカカオのブラックが効いていますが、しっとり、やわらか。

 

 

“天神サイトライターがおくる私が愛する“パン”と“コーヒー”

 

 


なお、11月1日から、さらなるチェンジアップ!のために、店名を「MALCHEZ(マルシェ)」に、トラットリアは夜のメニューを鴨料理を中心としたスタイルに変更するとのこと。もちろん、ランチも、キッシュランチ、パスタランチ、鴨ランチ(いずれも1,000〜2,000円)など、こだわりはそのままに、バージョンアップ!パンも、野菜をたっぷり使ったヘルシー路線に。ますます、目が離せません!

 

 

“天神サイトライターがおくる私が愛する“パン”と“コーヒー”

 

 

 

【薬院ベーカリー】
●住所:福岡市中央区渡辺通2-6-20
●TEL:092-732-5553
●営業時間:BAKERY/11:00〜24:00、TORATTORIA( レストラン )/ランチ11:00〜17:00(O.S15:00)、ディナー18:00〜24:00(O.S23:00)
●定休日:月曜

MAP

 

 

 


●深煎りコーヒーの香りに包まれて、大人が“ひとり”を楽しむ長居空間。
「週3通っている喫茶店が薬院にあるんだ」。私の周辺で、二人いました。口コミ人気のカフェ「カフェマルゴ」に通う友だち。そのウワサを確かめに、さっそく現場へ!

 

 

 

“天神サイトライターがおくる私が愛する“パン”と“コーヒー”

 


確かに!ディープブラウン調のウッディ—な店内は、コーヒーの香りが、じんわり溶け込んだ印象で、とても落ち着ける研ぎ澄まされた空間です。

 

 

“天神サイトライターがおくる私が愛する“パン”と“コーヒー”

 

 


カウンターの上はモノが一切なし!ほら、こんなにシンプルで潔いと、「本?」「メールチェック?」「何しよう…!」と、思わず一人を愉しみたい!という気がムクムク。心が小躍りしてしまいます笑

 

 

“天神サイトライターがおくる私が愛する“パン”と“コーヒー”

 

 


オーナーの白石泰隆さんは、自家焙煎のコーヒー店で10年ほど働いたあと、この地に念願の店を出しました。ゆっくり、静かにネルドリップ。白いシャツに黒いエプロン、寡黙で誠実な人柄が伝わってきます。

 

 

“天神サイトライターがおくる私が愛する“パン”と“コーヒー”

 

 


焙煎機で自家焙煎を行い、ネルドリップで丹念に淹れた10種ほどのコーヒーが味わえますが、ここは“深煎り”をおすすめします。店先には購入できるコーヒー豆が並んでいました。「ふだんの暮らしの中でこそゆっくり味わってほしい」と、どれもお値段も手ごろなスタンダードなラインナップ。白石さんらしいチョイスだと思いました。

 

 

“天神サイトライターがおくる私が愛する“パン”と“コーヒー”

 


なんと、スイーツ(ガトーショコラ330円、スフレチーズケーキ330円など)も白石さんの手作り!やさしい甘さで、深煎りの「マルゴブレンド520円」によく合います。苦味のあとに残る特有の甘味と、鼻に抜ける、まるでカカオのような香り…。

 

 

“天神サイトライターがおくる私が愛する“パン”と“コーヒー”

 

 


一冊の本を手に、ふらりと、ひとりで。そんな過ごし方がよく似合う喫茶店です。こんな店を知っていると、ちょっと自分時間が豊かになりそうです。

 

 

 

【カフェマルゴ(cafe MARUGO)】
●住所:福岡市中央区薬院2丁目10-23
●TEL:092-713-6554
●営業時間:10:00〜21:00
●定休日:不定休

MAP

 


★★天神サイトライターがおくる私が愛する“パン”と“コーヒー”★★
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取材・文:ソノユウ。
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