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Oasis 30周年特別イベント「Oasis Origin + Reconstruction」展

※このイベントは2025年4月6日(日)をもって終了しました。
※この情報は2025年3月8日(土)時点のものです。情報が変更になる場合があります。ご了承ください。

2025年03月08日 11:00 by 深江久美子

Oasis結成当初からバンドのドキュメンタリー写真を撮り続けたフォトグラファー ジル・ファーマノフスキー。そして、Oasisのロゴやアルバムジャケット、ポートレート写真などを大胆に再構築したコラージュで話題を呼んだ、コラージュアーティスト/グラフィックデザイナー河村康輔。2人の作品を紹介する展示会が福岡市のアートギャラリーOVERGROUND (オーバーグラウンド)で3月14日より開催します。

本展「Oasis Origin + Reconstruction」は 2024年10月31日から東京・New Galleryで開催され、同時期に六本木ミュージアムで開催されていた「リヴ・フォーエヴァー:Oasis 30周年特別展」と合わせて大きな話題を呼びました。連日多くの来訪者の熱気で成功を収めた展覧会が福岡市のOVERGROUNDで開催されます。

Oasisをモチーフに開催される本展は、長年彼らを撮影してきたジルのドキュメンタリー写真と、オアシスのロゴやアルバムジャケット、ポートレート写真などを大胆に再構築した河村康輔によるコラージュ作品にて構成。


写真家のジルは、ポール・マッカートニーをはじめ、ピンク・フロイド、スティーヴィー・ワンダー、ヴァン・モリソン、ビル・ウィザース、ザ・フー、ザ・クラッシュ、イギー・ポップなど、数々の著名アーティストを撮影してきました。そんな彼女にとっても、1994年から2009年にかけて撮影したオアシスのドキュメンタリー写真は、自身の最高傑作と位置付けられています。2024年にはthe Abbey Road Music Photography AwardsのICON賞を受賞し、Oasis ノエル(G/Vo)がサプライズでプレゼンターを務め「私の親友の一人だ」と紹介することで話題となりました。


河村康輔は「大友克洋GENGA展」のメインビジュアルや「AKIRA」を使用したコラージュ作品の制作、ユニクロUTのクリエイティブ・ディレクター就任など、様々な領域で活躍。昨年六本木ミュージアムにて開催された「リヴ・フォーエヴァー:オアシス30周年特別展」では、バンドの新ロゴを発表しました。本展ではそのロゴに加え、オアシスのシングル「Champagne Supernova」やベストアルバム「Time Flies, 1994-2009」のジャケット写真を再構築したコラージュ作品や、さらに今回初公開となる新作などを展示・販売されます。

あわせて、東京展でも人気を博した限定グッズに加え、Tシャツ新種を追加し会場にて販売予定。そして待望のOasis Live '25ワールドツアーでの来日・来韓公演決定を受け、福岡OVERGROUND「Oasis Origin + Reconstruction」展では東京ドーム公演招待キャンペーンが実施されます。来場者を対象に、10月25・26日開催のOasis Live '25東京公演チケットを各日1組2名様(計4名様)に抽選でプレゼント!ファンなら絶対に見逃せないイベントとなっています。


福岡OVERGROUND「Oasis Origin + Reconstruction」展限定
Oasis Live '25東京ドーム公演招待キャンペーン

●応募方法
福岡OVERGROUNDにて開催される「Oasis Origin + Reconstruction」会場に来場し、現地にて応募できます。
※詳細は追ってご案内いたします。
※チケットは2025年10月25日(土)、または26日(日)のいずれかの公演となります。日程の指定はできません。
※本公演は6歳未満入場不可・6歳以上はチケットが必要です。
※応募は1人1回限りとさせていただきます。

●応募期間
福岡・OVERGROUND「Oasis Origin + Reconstruction」展示会期中
※火曜、水曜は定休

●当選発表
当選者の発表は、当選者へのご連絡をもって代えさせていただきます。(2025年夏頃予定)
※チケットの譲渡・転売は固くお断りいたします。
 

■Oasis(オアシス)ミニバイオグラフィー
1994年に英国マンチェスターから突然変異的に現れた、ノエル(G/Vo)とリアム(Vo)のギャラガー兄弟擁するUK音楽史上最強のロックンロール・バンド。 兄(ノエル)が書き下ろす反則なまでにキャッチーな曲を、弟(リアム)が力強くふてぶてしい声で歌うという基本方程式のもと、直感的なロックンロールの過剰さや奔放さを湛えた楽曲群は、バンド解散後の今もなお、圧倒的な熱量で “永遠に生き続ける(Live Forever)伝説” として燦然と輝き続けている。1994年のデビューから2008年までの14年に亘るレコーディング・キャリアを通じ、全世界で7,500万枚以上のトータル・セールスを記録。<英国を代表するアンセム>として愛され続ける 「Don't Look Back In Anger」 の他にも、「All Around The World」、「Wonderwall」 を含む8曲の全英シングル・チャート1位獲得、シングル22曲連続で全英トップ10入り、7作のスタジオ・アルバム全てが全英1位を獲得するなど、数々の音楽史を塗り替えてきた。中でも1995年10月にシングル・リリースされた 「Wonderwall」 は、2020年10月に、1990年代にリリースされた曲の中でSpotifyにて10億回再生を初めて突破した楽曲と認定された。音楽的な功績を残すと同時に、世界中のメディアを賑わす数々のお騒がせ事件/破天荒エピソードや、兄ノエルと弟リアムの兄弟喧嘩の歴史もバンドの歴史である。バンド活動中、幾度となく解散の危機を乗り越えてきたが、09年ノエル・ギャラガーの脱退によりその黄金の歴史にピリオドを打った。
結成30周年/伝説のネブワース公演25周年となった2021年には、長編ドキュメンタリー 『オアシス:ネブワース1996』 が公開され、豪華ライヴ・パッケージもリリースされた。

デビュー30周年を迎えた2024年、8月30日にデビュー・アルバム 『オアシス (原題:Definitely Maybe) 』 30周年記念盤がリリース、11月にはオアシス30周年特別展の開催も控えている中、8月27日に翌2025年の再結成ツアーの開催がアナウンスされ、ファンを驚喜させた。

https://www.sonymusic.co.jp/artist/Oasis/
https://x.com/Oasis19931997
 

■河村康輔(かわむら・こうすけ)
アーティスト/グラフィックデザイナー。1979年広島県生まれ。コラージュアーティストとしてアーティストとのコラボレーションや国内外での個展、グループ展に多数参加。代表作に大友克洋氏の初の大規模原画展『大友克洋GENGA展』(2012)メインビジュアル制作やAKIRAを使用したコラージュ作品「AKIRA ART WALL PROJECT」の発表(2019)、個展 『TRY SOMETHING BETTER』(2021)など。現在もアパレルブランドへのグラフィックワーク、ジャケット、書籍の装丁、広告デザイン、アートディレクションで活躍している。2021年にUTのクリエイティブディレクターに就任。


■Jill Furmanovsky(ジル・ファーマノフスキー)
ジンバブエ(当時ローデシア)の小さな町ブラワヨ生まれ。1965年、11歳の頃に両親とともにロンドンへ。その後、ザ・ビートルズに魅了され、10代でファンクラブに入会。コダックのインスタマチックカメラを手に、アビーロード・スタジオ近くのポール・マッカートニーの自宅前でポールと友人2人を撮影し、記念すべきロックスターを捉えた最初の作品となる。その後、当時美術学生だった72年にロンドン/レインボー・シアターの公式フォトグラファーに。ピンク・フロイドのライブ撮影をおこない、74年にデザインチーム、ヒプノシスから依頼を受け『狂気』ツアーのルポルタージュ撮影を担当。以降、NME、メロディ・メーカー、サウンズ、スニッフィン・グルー、ザ・フェイスなどの音楽誌で活躍。多くのアーティストをシューティングしている。98年、ロック写真家集団「Rockarchive.com」を設立。熱心なロックファンであり、ライカの愛用者でもある。

 

取材・文:深江久美子
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Oasis Origin + Reconstruction EVENT

Oasis | Jill Furmanovsky | Kosuke Kawamura

会場 OVERGROUND | 福岡県福岡市博多区美野島1丁目17-5 寿ビル 2F
期間 2025年3月14日(金)~2025年4月6日(日)
時間 13:00~19:00
※金曜、土曜は13:00~21:00
※火曜、水曜は定休
料金 入場無料
イベント公式URL https://overground.asia/exhibition-1/oasis-origin-reconstruction

プレイス情報PLACE

OVERGROUND

住所 福岡市博多区美野島1丁目17-5 寿ビル 2F

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