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大丸福岡天神店は22年から続くアップサイクル クリスマスツリー

2024年11月21日 11:00

大丸福岡天神店エルガーラ・パサージュ広場の今年のツリーは、美しい地球と生物の豊かな繋がりを守りたいという想いが込められています。ツリーを彩るオーナメントは、対馬の海岸に流れ着いたプラスチックごみ(発泡スチロールやペットボトルキャップ)や流木をアップサイクルし制作。美や幸福、“変容”の象徴である蝶をアイコンに、たくさんの生き物が繁栄していく未来を願ったクリスマスツリーをぜひご覧ください。

クリスマスツリー点灯期間:11月9日(土)~12月25日(水)
クリスマスツリー点灯時間:10:00~23:00
             11月9日は18:30~ / 12月25日は21:00まで


■「日本一海洋ごみが流れ着く島」と呼ばれる対馬
対馬には年間約2万立方ものごみが漂着しています。回収されるごみは日本だけでなく海外から流れ着いたものが多く、国内外で深刻な課題となっています。その現状を多くの方に知ってもらおうという想いから、博多大丸では2022年から対馬と連携したクリスマスツリーを展示しています。

■2022 White bless Christmas 冬のウミテラシが願うクリスマス
対馬の海と共に共存し続けてきた「ウミテラシ」をコンセプトに白いツリーで表現。ツリーで輝くオーナメントは、対馬市に流れ着いた白い海ごみ(主に発砲スチロール)をアップサイクルして作り、海ゴミ問題の現状を伝えました。

■2023 CIRCURATION 輝く未来への循環
「循環」のアイコン“フラワーポット”は廃プラスチックをアップサイクルし制作。国内外の団体と共創し、活動の輪を拡げていくことを目指しました。廃棄されるものが価値のあるものに生まれ変わること、また資源を有効に活用することで廃棄物の発生を最小化するサーキュラーエコノミーを体感する活動となりました。

■2024 Change~未来に向けて私たちができること~
オーナメントは22年のものを引き継ぎ、フォトスポットのベースは対馬市に流れ着いた流木でハート型を形成。23年のツリーにかけた「フラワーポット」と今年のアイコン「蝶」を廃プラスチックでアップサイクルし制作されています。

■対馬高校ユネスコスクール部の生徒たちとクリスマスツリーを共創
対馬固有の絶滅危惧種「ツシマウラボシシジミ」と「オウゴンオニユリ」の保全活動もしている生徒たち。

対馬では増えすぎたシカの獣害被害により山の草花が減少し、生態系にも大きな影響をもたらしています。ツシマウラボシシジミ(蝶)もその被害を受ける一つで、ユネスコスクール部は校内で食草である “ケヤブハギ”を栽培し、年に数回保護区へ定植を行っています。

絶滅が危ぶまれていたツシマウラボシシジミでしたが、ユネスコスクール部の活動が実を結びいくつかの保護区で確認されるようになりました。何度も行われたクリスマスツリーのデザイン会議では、一人でも多くの方に行動変容のきっかけを創りたいという想いのもと、対馬の固有種である「ツシマウラボシシジミ(蝶)」を行動変容“Change”のアイコンにしようと決まりました。

▲ツシマウラボシシジミ

▲プラスチックがアップサイクルされたオーナメント

約1,500匹の蝶の中から青い蝶を見つけて、画面が明るい状態のスマホの先端付近を、近付けてみてください!対馬の海岸の様子や、生徒たちのコメントを見ることができます。

美しい地球と生物とのつながりを守るため、行動変容の輪を広げるという想いを込めたクリスマスツリーは生徒たち自身により点灯のボタンが押され、明かりが灯されました。お買い物の合間に、仕事帰りに、大丸福岡天神店 エルガーラ・パサージュ広場に立ち寄ってみてください。是非、ハートのオブジェで記念写真をどうぞ。

プレイス情報PLACE

大丸福岡天神店

住所 福岡市中央区天神1丁目4−1
TEL 092-712-8181
営業時間 10:00〜20:00

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