グルメ

ほうじ茶専門店が手掛ける「和カフェ」で充実したお茶の時間を

2024年01月11日 11:00 by 深江久美子

年が明けてから少し時が経つと、思い起こす年末年始の暴飲暴食。ポッコリしたようなお腹に、負担がかかりまくった胃腸に、後悔しても手遅れ・・・・・・。そんな疲労感いっぱいの身体にオススメしたいのが博多リバレインモールにある「火の茶房」です。
 

店内に焙煎機がある珍しい店舗。タイミングが良ければ、店頭での焙煎のタイミングに出会えますよ。焙煎直後は、たちまち辺りが香ばしく幸せな香りに包まれ、足を止める人も多いそう。


ほうじ茶の専門店と謳っているだけあり種類も豊富。焙煎時間を変えて、爽やかで緑茶の風味がする浅煎り、香りとコクを感じる深煎りしたものや、生姜・ミントをブレンドしたお茶がそろいます。
 

大麦、はと麦、とうもろこし、黒豆、どくだみ、ほうじ茶など、24種をブレンドした効茶はノンカフェインで小さなお子さんにもおすすめ。飲みやすく、どの食事にも合わせることができるので麦茶のようにゴクゴク飲むことができます。もちろん、疲れた胃腸にも最適です。


生姜を使った効茶(写真左)は喉を通ると、ほんの少しピリッとして身体がじんわりポカポカに。ジンジャーが香り立ち、のどにダイレクトに伝わります。今の季節にぴったりのお茶でした。ほかにもハーブティーや紅茶、パウダー状のお茶の取り扱いがありました。


横にある併設されたカフェはシックで洗練されたインテリア。テイクアウトも可能ですが、ぜひ、この空間でゆったりと椅子に座って楽しんでください。注目のメニューはホテルパティシエが監修したほうじ茶スイーツ。こちらは是が非でもお伝えしたい!ということで、メニューの一部をご紹介します。
 

こちらは3種のお茶請けが付いた「お茶(935円・税込)」。ほうじ茶、煎茶、ハーブティー、紅茶、季節のお茶など5種類の中からお好みのお茶を選ぶことができます。急須やポットで提供してくれるので、2~3煎といただけるのがうれしい。そうそう、それぞれの甘味には丁寧に淹れたお茶が付いてくるんですよ。
この日のお茶請けは、絶妙に2つの味がマッチした<ほうじ茶ブラウニー>、<抹茶のパウンドケーキ>、シナモンがアクセントになった<メレンゲ>。きっと話が弾みますね。


元ホテルパティシエが監修した「木苺ソースとほうじ茶のパフェ(1,430円・税込)」は、ほうじ茶の爽やかな風味が際立つ珠玉の逸品。ほろ苦いほうじ茶のアイスクリームに、オレンジのリキュールを使ったパンナコッタ、スポンジ、フレークで構成され味わいも食感もマッチしたパフェです。アイスに刺さったほうじ茶のお煎餅はそのまま食べても、生クリームや甘酸っぱいラズベリーソースを付けても◎。
 

そして、1月2日~21日までの新春の限定メニューから「三色白玉ぜんざい(980円・税込)」をご紹介しましょう。お椀の蓋を開けると、ほうじ茶と抹茶のパウダーをまとったモチモチな白玉、程良い甘さのあんこがたっぷり。鯛を模った最中に挟んでもOKです。新年から縁起も良さそう♪

●そのほか 新春限定メニュー
・ほうじ茶生クリーム大福と抹茶セット(880円・税込)
・抹茶お汁粉(880円・税込)
 

店舗では茶器の販売も!実際にカフェでも使われているのでテーブルコーディネートの参考になります。「火の茶房」でお茶と茶器をそろえたら、自宅でのお茶の時間がさらに充実したものになりそうですね。


お茶を使ったオリジナルスイーツも販売もしていました。1つからでも、お茶とセットにしたギフト用にも、用途にあわせて購入できます。
今後はほうじ茶の飲み比べができるセットも考案しているというので、これからも楽しみな「火の茶房」。プライベートでも訪れたいと思うお店でした。豊かなお茶の時間で癒されましょう。


【火の茶房 博多リバレイン店】
●住所:福岡市博多区下川端町3−1 博多リバレイン B2F
●営業時間:10:00~19:00(カフェ11:00~18:00)

取材・文:深江久美子
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