長崎県佐世保市では、日本遺産に認定されている「旧海軍佐世保鎮守府凱旋記念館」建設100年を記念して、3名のアーティストとコラボしたアートイベントが開催されます。市民参加型のアート作品展示やデジタルスタンプラリー、フォトコンテストなど様々なイベントコンテンツがあります。中でもおすすめのコンテンツをご紹介します。

■思い出の靴をアートに！101年目を歩き出そう！
旧海軍佐世保鎮守府凱旋記念館には、未来への新たな1歩を始めるにふさわしい「路靴」のイラスト」が並びます。事前に募集した思い出の靴たちが「路靴」ソエジ氏によるアートに変身！思い出エピソードにほっこりしながらじっくり、ゆっくりご鑑賞ください♪
 

アーティスト ソエジ氏
路上で出会った人の似顔絵ではなく靴の絵を描く「路靴（ろくつ）さん」。お気に入りの靴、思い出の靴、ファーストシューズなど、描き手と履き主の間に靴を置き、一人一人の思いの詰まった靴たちの話をしながら描いていきます。子どもから高齢の方までも笑顔にさせる、素朴で優しい語りで、穏やかな時間を〈つなぎ〉アートな〈道〉を演出するアーティストです。
 

■似顔絵がアートに！まちなかにアートスポットが出現！
鎮守府施設と市街地を繋いでいた佐世保橋。その当時の欄干が残る浜田公園会場には、旧海軍佐世保守府凱旋記念館からも目印となるようなアートオブジェを設置します。オシャレでどこか懐かしいレトロヒップホップ系の谷週氏のイラストを使用したオブジェはフォトスポットとしておすすめ。円柱の大きなオブジェをぐるりとお楽しみください♪
 

アーティスト 谷週氏
福岡市在住。イラスト、グラフィックデザイン、イベントでのライブベイントなど、福岡市を中心に活動。福岡で開催の九州ガールズイラスト展出展や、波佐見町で開催されたレトロかわいいアート展に出展するなど人気クリエイターの一人として活躍中。

■遊べるアートフェスティバル アートの森をのぞいてみよう！
海軍さんの足あとも発見出来る佐世保公園がアートの森に変身！絵本作家のたにむらあさみ氏の作品を佐世保風にアレンジした巨大絵本を展示します。木漏れ日がさす森の中で、かわいい絵本たちに囲まれてみませんか？

■１月13日(土)・14日(日)は佐世保公園で参加型のイベントも開催！
ドラえもんの公園さながらの土管がアートに変身！土管にペンキを使って色をつける参加型のイベントです。参加して、眺めて、撮って、登って、くぐって、土管でアソボ！
 

アーティスト たにむらあさみ氏
長崎出身。埼玉県在住。名古屋芸術大学絵画科卒業後、幼稚園の絵画講師＆アート教室の先生を経て、2010年から7年間佐世保で暮らし、アート教室「ひみつきちART STUDIO」を運営。国内外にて個展やグループ展を開催。佐世保市広報やイベントのイラスト制作や、ライフ佐世保月刊情報誌99viewにおいて「たにむらあさみの1枚の物語」を掲載中。

【アソボ サセボ アートロード】
◾︎開催日程：2024年1月15日（月）～2月22日（木）
※旧海軍佐世保鎮守府凱旋記念館屋外（佐世保市民文化ホール）のみ、開催期間：2024年1月27日（土）～2月22日（木）
◾︎会場：
・旧海軍佐世保鎮守府凱旋記念館屋外（佐世保市民文化ホール）（長崎県佐世保市平瀬町2）
・浜田公園（長崎県佐世保市浜田町3）
・佐世保公園（長崎県佐世保市平瀬町）
・島瀬公園（長崎県佐世保市島瀬町1000-14）

◾︎入場：無料

▼アソボ サセボ アートロードまち歩きマップ
https://www.sasebo99.com/feature/asobosaseboartroad2023

長崎県佐世保市は、1889年（明治22年）に海軍の鎮守府が設置されてから急速に発展し、1902年（明治35年）に村から一気に市になった街で、戦後も米海軍や海上自衛隊の基地のまちとして発展してきたそうです。
海軍時代の面影を残す建物や、アメリカのエキスが混在する食べ物やお店など、佐世保のまちを歩くと発見の連続です。アートイベントを楽しみながら、ディープなみなとまち佐世保を歩いてみませんか？その時はぜひ、アソボ サセボ アートロードまち歩きマップも忘れずに・・・♪
 

▼リアル宝探し「サセボクエスト～スピリットテイマーと不思議な闇～」も開催中！
暗号が描かれた地図を頼りに謎を解き、各所を捜索しながら物語を進める参加型のリアル宝探しゲーム。集めたキーワードをWEBで報告すると、賞金99万円など、抽選で総額200万円相当の賞品が当たるチャンスも。アソボサセボアートロードと一緒に楽しもう！
◾︎開催期間：2023年10月28日（土）～ 2024年2月25日（日）
◾︎参加費：無料
https://huntersvillage.jp/quest/saseboquest2023