大きな豪華客船をモチーフにした高層ホテル「ヒルトン福岡シーホーク」は、シーサイドももちエリアのシンボルのひとつ。バラエティーに富んだゲストルームや、和洋中のレストラン、バーを兼ね備え、心地よいサービスでもてなしてくれるホテルです。
 

この度、5Fにある「中国料理 望海楼」がメニューを全面リニューアル！コース料理、アラカルトメニューとニーズに応じた利用ができ、広東料理と上海料理をベースにしたモダンチャイニーズが楽しめるようになりました。今回はリニューアルした料理の試食会に参加させていただきました。
 

「ヒルトン福岡シーホーク」のレストランといえば、海が望める最高のロケーション！もちろん「中国料理 望海楼」も同様で、どのテーブルからも海を見渡せます。ホテル先端部分はテーブルの両サイドが海になっていて玄界灘を一望することができますよ。

それでは、本格的な中国料理を味わる「中国料理 望海楼」のリニューアルメニューをご紹介しましょう。

試食会ということで、シェフおすすめのアラカルトメニューから贅沢にも数種類のお料理をいただきました。前菜は「干し海老入り 季節の野菜と搾菜の煎り漬け」、「四川名菜 蒸し鶏のピリ辛黒酢ソース」、「サステナブルシーフードのサラダ」の三種。素材のポテンシャルを引き出し、ひとつひとつ丁寧な料理になっているのが分かります。
※通常・アラカルトでの注文は1品1皿のサーブになります

続いて、優しい味わいの「タラバ蟹の茶椀蒸し仕立て」、ジューシーで歯ごたえのあるお肉がゴロリとした「黒豚のブルーベリー酢豚」などをいただきました。「香りも味のひとつ」と梶原料理長が語るように、どれもアクセントとなるスパイスが効いた料理に仕上がっています。
 

まろやかさの中にピリ辛が際立った味わい深い「四川風スーラータン」。身体が温まります。

香ばしいスパイスが降りかかった「小海老の衣揚げ スパイシーソルト」は、これが小海老？と首を傾げたくなる大きさ。お酒との相性も良さそうです。

「麻婆豆腐」は本来このお鍋で熱々の状態で運ばれてきます。鍋香（シャングォ）といって鍋に焼き付けて調理することで、山椒と麻辣醤が香り立ち食欲そそる一品に！

「合鴨のロースト フルーティソース」は低温調理をすることでお肉がしっとり柔らかいのが特徴。肉料理との相性バッチリなベリー系のソースが使われています。中華では北京ダックでお馴染みですが、ローストすることは珍しいんだとか。中華と西洋を融合させた、料理長オススメの一皿です。
 

点心もメニューが豊富です。ぷりっぷりの大きな海老が入った「海老蒸し餃子」、口に運ぶと肉汁が広がる「小籠包」、蟹が詰まった「蟹シュウマイ」とすべておいしい。一切ハズレなし！写真右上の「スペアリブのブラックビーンズ蒸し」はお肉の旨味がギューっと凝縮されていました。
 

〆は「海鮮あんかけ焼きそば」、「担々麺」「北京ダックチャーハン」の3種から、「海鮮あんかけ焼きそば」をチョイス。海老にイカ、白菜、人参、筍、ズッキーニなど、大きくカットした具材がたっぷり入っていました。大人数での中華だったら、みんなで少しずつシェアすると良さそうです。

食後のデザートは写真左から「白きくらげの入り杏仁豆腐」と「燕の巣入りマンゴープリン」。特に高級食材が使われたマンゴープリンはさっぱりしながら、滑らかな口当たり。私至上、今まで食べたマンゴープリンの中でピカイチでした！

世界三大料理といわれる中華料理はおおまかに四川・北京・広東・上海料理に分かれます。「それぞれのアイデンティティを学び、1番おいしいものを提供したいと広東・上海をベースに素材を活かしたメニューを考案しました」と料理長の梶原陽二さん。料理を語るときの柔和な笑みがとても印象的でした。

特別なロケーションで味わえる趣向を凝らした本格中華。ぜひ、ここ「中国料理 望海楼」でおいしい体験してください。年末年始の忘新年会、年度末の歓送迎会の利用にも良さそうです。


【中国料理 望海楼】
●時間：ランチ12:00～14:30（OS14:00）、ディナー17:30～22:00（OS21:30）
●定休日：月・火
●公式URL：https://fukuokaseahawk.hiltonjapan.co.jp/restaurants/boukairou
●予約：WEBもしくはTEL092-844-8000（10:00～18:00）