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今年の夏もはじまります!マリンワールド「夜のすいぞくかん」

2023年07月16日 11:00 by 深江久美子

夏の風物詩「夜のすいぞくかん」が2023年夏もはじまりました。昼とは違った生き物たちの様子を観察できる貴重な期間。今年は2000年にスタートし、24年目を迎えます。ライトアップされた特別なマリンワールドの様子をご紹介します。


 

まずは九州近海のエリアから回ります。海中から空を見上げるとこんな感じなのでしょう。上から差し込んだ光がとっても幻想的で少し見とれてしまいました。


さぁ、ここから夜の水族館でしか見られないイベントのご紹介です。
水深7mの外洋大水槽は照明が切り替えられ、一面が深~い青の世界に!結構暗いので、小さなお子さんと一緒に来た人は手をつないでおくと安心です。昼間とはひと味違う雰囲気でサメやエイなどの魚たちの生態を観察しましょう。


奄美地方のサンゴ礁の展示や、ザトウクジラやアマミホシゾラフグの特別映像が見られる特別展「南の宝箱 奄美大島展~しぜんと、しぜんに~」も9月24日(日)まで開催。豊かな自然に生息するイモリやカエル、ヘビなど森や川の生きものも一緒に展示されていました。奄美の多様な生きものをゆっくりご覧ください。


こちらの水槽にいる魚はディズニー映画「ファインディング・ニモ」に出てくるニモとドーリーじゃないですか。奄美の暖かい海域に生息しているんですね。
 

先程まで青一面の世界だった外洋大水槽ですが、続いて「音と光のイワシショー」が約10分間行われていました。普段は水槽上部で群れを作る約2万匹のマイワシが音楽に合わせて機敏に動きます。照明に反射してキラキラ輝く魚体はとてもファンタスティック!力強くダイナミックに泳ぐマイワシに釘付けになりました。


赤や青、緑と照明が次々に変わり、天井のミラーボールがくるくる回る演出は、どの場面も美しくて動くアートそのもの。クライマックスは下からぶくぶくと気泡も登場し、水槽いっぱいにマイワシが泳ぎ回る様子は圧巻でした。
 

つづいて2F、3Fのショープールへ。この夏の「夜のイルカショー」のテーマは“ドルフィンフェス“です。5頭のイルカと、1頭のくじらが音楽にあわせて元気にジャンプをしたり、トレーナーさんとサーフィンしたり夢の共演をみせてくれます。博多湾の夜景をバックに迫力満点なショーでした。


もちろん、今年もイルカたちによるスプラッシュはお約束!オレンジ色のベンチがある3列目あたりまでは確実に水がかかってずぶ濡れになるので要注意です(笑)。悲鳴をあげる大人と違い、子どもたちは自ら前に前にと近づいてビッショリ。ビショビショですが、とっても気持ちよさそうでした。
 

最後は会場中が拍手喝采。興奮冷めやらぬ状態のまま、ドルフィンフェスもお開きになりました。見どころ満載な生き物たちの特別なショーは、忘れられない夏休みの思い出になることでしょう。
 

ちなみに今年2023年のドルフィンフェスTシャツ(2,750円・税込)も販売されていました。ぜひ、イルカのショーでずぶ濡れになったら、ショップ「SEA FOREST」でお買い求め下さい。キッズサイズもありますよ。
 

子どもたちも大満足間違いナシの「夜のすいぞくかん 2023」は7月15日(土)~17日(月祝)、7月22日(土)~8月31日(木)、9月1日~9月24日までの土日祝日に開催されます。21時までひと味違う、夜の雰囲気をたっぷり楽しんでくださいね。
 

取材・文:深江久美子
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プレイス情報PLACE

マリンワールド海の中道

住所 福岡市東区西戸崎18-28

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