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ロハスな野辺散策×果実の故郷ちくご久留米を味わう。

2023年03月06日 17:00 by 山内淳

LOVEFM DJが、春の久留米〜満喫ドライブ新コースを直接体験!その名も『旅するFoodieたちへ。新・くるめツーリズムのすすめ。』今回は、「ロハスな野辺散策×果実の故郷ちくご久留米を味わう。」をお届けします!DJ・ジェフ太郎さんと一緒の旅です!

久留米市近郊の「美・健康・食」をテーマに新たなルートを作成し、久留米の魅力を6回に分けてご紹介する企画です。


●無料で試飲や地下貯蔵庫見学ができる『巨峰ワイナリー』
久留米市田主丸町は、1957(昭和32)年に初めて巨峰の一般栽培が成功した“「巨峰」開植の地”。この地で丹精込めてワイン造りを行う『巨峰ワイナリー』は、福岡で一番古いワイナリーです。自然豊かな耳納連山中腹に位置し、広大な巨峰畑とのどかな田主丸町を一望することができます。「福岡でもワインが造られているなんて知りませんでした」とジェフ太郎さん。地下貯蔵庫には大量のワインボトルが保管されており、圧搾機など昔に使用されていたワイン造り道具の展示もありました。
 

併設するショップ「MINOU」には無料の試飲スペースがあり、新酒やスパークリングワイン、フルーツワインなどが用意されています。「このようなかたちで試飲できると、普段飲まないテイストも気軽にお試しできるからいいですね」と、ジェフ太郎さんもいろいろ飲み比べて好みの味わいを探していました。「バラエティに富んだ品揃えなので、ワイン初心者からワイン通まで好みの一本が見つけられますよ」

巨峰ワイナリー

住所久留米市田主丸町益生田 246-1
TEL0943-72-2382
URLhttps://www.kyoho-winery.com/


●福岡市から田主丸町に移転した人気イタリアン『Cernia』
ランチに訪れたのは2022年2月まで福岡市中央区今泉で営業し、同年4月に久留米市田主丸町へ移転した『Cernia(チェルニア)』です。オーナーシェフの畑亮太郎さんは、妻の梨絵さんとともに6年前から畑を借りて野菜をつくりはじめ、自身の店で提供していくうちに生産者との付き合いや食材へのこだわりがさらに深まり移転。メニュー表には畑さんが営む「チェルニア農園」のほか、「ゆむたファーム」や「リバーワイルド」など筑後エリアを中心とした生産者が記されています。


メニューはコースのみ。この日はサツマイモをピューレしたプレアとパン、畑の野菜で作られるイタリア惣菜、前菜にはスルメイカと青菜を用いたトスカーナ地方の郷土料理、全粒粉生地のクレープでスカモルツァチーズの燻製を包んだクレスペッレ、子羊のロースト、ブロッコリーロマーノと豚肉のパスタ、フレッシュ・ソルベ・ドライのリンゴとメレンゲによるドルチェ、コーヒーまたはハーブティーをいただきました。「素材そのもののうま味を感じられる料理から、オーナーの食材に対する真摯な姿勢が伝わってきます。時間をかけてじっくり味わう贅沢な時間でした」

Cernia(チェルニア)

住所久留米市田主丸町森部 1201-17
TEL0943-72-0170
URLhttps://www.instagram.com/cernia_hata/

 

●『萩原オリーブ』でハーブミスト作りを体験
自然豊かな耳納山地の麓にある『萩原(ハギハラ)オリーブ』は、オリーブとハーブの栽培を行う農園です。病気をきっかけに脱サラした萩原浩三さんは、石垣と日本家屋が残る矢作地区の古い町並みに惚れ込み、この地でオリーブやハーブの栽培を始めました。日本とイタリアの原風景がうまく融合しており、店内では定番のオリーブオイルだけでなくオリーブの佃煮や羊羹などの加工品も販売。新しい食の提案と健康をテーマに活動を広げています。
 

こちらではオリーブの生産シーズンに合わせ、収穫体験や搾油見学を実施。私たちは通年申し込み可能な「ハーブミスト作り」(要予約)を体験しました。今回のハーブはローズマリーで、ほどよい大きさにカットして蒸留器に詰めていきます。「ハーブを蒸留して香りを抽出するのは、理科の実験みたいで懐かしい気持ちになりました。親子で体験するのもおすすめですね。気軽に使えるハーブミストはオン・オフのスイッチの切り替えや、筋トレ後のリフレッシュにも良さそうです(笑)」とジェフ太郎さん。

萩原(ハギハラ)オリーブ

住所久留米市草野町矢作 711-1
TEL090-7449-0610
URLhttps://hagiharaolive-farm.com


●アール・ヌーヴォーのフランスを身近に感じる『Chandelle』
本日最後にやってきたのは、1900年前後のフランスのアンティーク品が揃うショップ『Chandelle(シャンデル)』。フランスへ買い付けに行けなくなったコロナ禍でも、現地の信頼できるディーラーから定期的に商品が届いているそうです。店内にはアンティークの食器やカトラリー、アクセサリーや雑貨などが陳列され、店外のテントにはイスも並べられています。
 

クラシカルな雰囲気のフランスアンティークは、暮らしが華やぐデザインのものばかり。部屋に飾っておくのはもちろん、日常使いに取り入れてもおしゃれです。ジェフ太郎さんも商品を手に取って、その芸術的な美しさに惹かれたようです。「時代も国も違う食器や雑貨を見ていると非現実的な気分になります。世界観が統一されているので、目でも楽しむことができるショップですね」。タイムトリップ気分を味わったジェフ太郎さんでした。

Chandelle(シャンデル)

住所久留米市山本町豊田 216-8
TEL080-5803-0457
URLhttps://chandelle.thebase.in/


今回めぐったドライブ旅、またその他のドライブルートの詳細は、「久留米公式観光サイト ほとめきの街」に掲載中! 週末のおでかけにぴったりの久留米とその近郊のモデルルートをチェックしてくださいね!
https://welcome-kurume.com/knows/detail/a940095e-d417-4fe3-82ff-96bac41b98ee
 

取材・文:山内淳
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