グルメ | 新店舗オープン

地域に明るさと優しさを灯す鶏専門店が赤坂に!

2016年08月23日 18:00 by 木下 貴子

大正通り沿いの一角で、ひときわ明るい灯を放つ一軒の建物。その正体は、8月2日にオープンした『鶏焼 冠尾(かむろ) 赤坂』です。東京を中心に飲食店12店舗を展開するイーデザインの福岡進出第1号となる店で、そのコンセプトは「地域に根差し愛される勝手のよい店」。「その土地に必要とされるものを考えながら、店づくりを構築していきました」と事業部長・店長の小谷拓朗さん。鶏肉の消費量が全国トップレベルという鶏大好きな福岡市民にとって、鶏専門店が新しく誕生したのはまさに耳よりニュース。しかも今までにないカタチの鶏専門店であるため鶏好きの皆さん、お読み逃しなく!


 

『冠尾』ではさつま知覧どりを主体に丸鶏を仕入れ、鶏の頭から尾っぽまで余すことなく使って様々な料理を供します。看板メニューは炭火焼で、迫力の炭火でさっと炙って熱々の鉄板に乗って出してくれます。ふ~ふ~と息を吹きかけ、肉を口に頬張ると、ジュワ~と染み出る甘い肉汁がたまりません。



↑炭火焼きは「もも焼き」(1,069円)を筆頭に「むね焼き」(961円)、「混ぜ焼き」(1,069円)「自家製タレ皮焼き」(853円)などが楽しめます。

 

「ソリ」「トロ」「セセリ」といった稀少部位の炙り焼きや、「新鮮!チキン南蛮」(853円)、「本格棒々鶏」(637円)、「鶏梅水晶」(529円)などメニューのヴァリエーションも豊か!また「冷奴」にはかつお節ではなく鶏節削りを使うなどさすがは専門店です。冬場には鍋料理も登場するそうで、そちらも今から興味津々。




↑上から「鶏刺し盛合せ」(1,069円)、「よだれ鶏」(745円)、「鶏肝しぐれ」(529円)。

 

「どこでも食べられるものでは意味がありません。よそにないもの、価値のあるもの、うちの店だけのものを提供したい」と小谷さん。その信念は料理だけでなくドリンクにも現れます。自家製シロップに漬けこんだ果実を使った「瀬戸内レモンサワー」(529円)や「黒酢リンゴサワー」(490円)といったサワー酒、珍しい国産マッコリなどもメニューにならび、また「ジンジャーエール」などのソフトドリンクも自家製のものを用意します。焼酎を一升瓶でキープできるのもユニーク!

サービスも含め全体にわたって細やかな配慮がなされていますが、あえてそのこだわりを打ち出さず、入りやすい価格帯とイメージで展開するのは、「あくまでも大衆店として、気軽にきてもらい」との想いから。目指すは「地域の憩いの場」。仕事帰りで一杯のビジネスマンも、小さな子連れのファミリーも誰にでもオープンに扉を開いてくれます。




↑2フロアあるので客層によって棲み分けができます。1階はカウンターがメインで、子連れのグループには2階を案内。2階には本邦初(?)のちゃぶ台のテラス席があります。

取材・文:木下 貴子
このライターの他の記事を読む

プレイス情報PLACE

鶏焼 冠尾(かむろ)赤坂店

住所 中央区赤坂1丁目6-1
TEL 092-753-8277
営業時間 ランチ12:00~14:00(平日)平日17:00~翌2:00/土日祝16:00~翌2:00
定休日 なし

関連するトピックスTOPICS

PAGE TOP