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ディープにハマる!【長浜・舞鶴・北天神(天神3・4・5丁目)】界隈を歩いてみた

2016年04月12日 08:00 by JUN

2016年4月12日、天神サイトはリニューアルを果たし、デザインが一新されました。見た目は変わっても、これからも変わらず皆さんの生活が楽しくなるような情報をお届けしていきたいと思います。新生・天神サイトを、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

さて、「天神」というひとつの地名を掲げている天神サイトですが、住所的には天神そのものだけではなく、大名や今泉など、ざっくり“天神エリア”と呼ばれる地域とその近郊の情報を発信しています。

そして、まちには、それぞれに“顔”があります。同じようだけど違う、まちの顔。昔と比べて変化を遂げた、まちの顔。サイトリニューアルというタイミングを迎えたこの時期に合わせて、改めて“まち”を見つめ直したい――そんな意味を込めて、ライターそれぞれがエリアを担当し、そのまちのあれこれを皆さんと一緒に再発見していく、いわば“まちコラム”を特集として掲載していきます。

今回は《長浜・舞鶴・北天神(天神3・4・5丁目)》。東西を走る昭和通りを隔てて北側の、海に近いエリアです。

 

☆ここが北天神の分岐点

東西に走る昭和通りと、南北に走る渡辺通りが交差する《天神橋口交差点》。このあたりから北側の天神3、4、5丁目付近が“北天神”と呼ばれる地域。商業施設「ミーナ天神」「ノース天神」「イオンショッパーズ福岡店」が立ち並び、比較的リーズナブルにショッピングができるエリアとしても知られています。

また、このエリアには、アイドルグッズのショップやメイドカフェや同人誌販売店やコスプレスタジオなど、サブカルチャー要素の強い店が集合しているのも特徴です。

 

☆北天神といえば“オヤフコウ”

「親富孝通り」は、道を挟んで東側が天神3丁目、西側が舞鶴1丁目。その起こりは、およそ40年前と言われています。歓楽街として栄えたこの地域の近隣には「水城学園」や「九州英数学舘」といった地場の予備校があり、多くの予備校生がここを通っていたことから、いつの日か“親不孝通り”と呼ばれるようになったそう(いま思えば少々キツいネーミングかも)。しかしながら、やはり“親不孝”という名称はイメージがよろしくないと問題視され、読み方は同じながら、2000年に“親「富」孝通り”へ改称……という歴史を経ています。

 

☆いくつになってもオヤフコウ

そんな親富孝通りとその周辺には、味のある店が多数存在します。インド料理の「ナーナック」や、喫茶店「屋根裏 獏」など、通りの歴史を見守ってきた旧くから存在する店もあれば、「サイゼリヤ」「スシロー」ができてからは10代男女の姿も頻繁に見かけるようになりました。確かにこの界隈にはカラオケ店も多いので、若い人達が遊ぶのにぴったりなのかも知れませんね。

オヤフコウ界隈は、麺の店が多彩な顔ぶれ。有名どころで言えば、行列が絶えない博多ラーメンのShinShinでしょうか。その他、ONOグループのラーメン店「麺や おの」では月替わりのこだわりラーメンが食べられるし、最近できた「ラーメン がんこもん」は、なんと24時間営業!個人的には長浜公園近くの裏通りで営業している「将丸」も濃厚で美味しいと思います。また、辛いものを究めたい人は2014年開催の『天神辛メシ総選挙(http://tenjinsite.jp/hot-senkyo/)』でベスト3に選出された「辛麺 鶴商店 天神店」の辛麺をぜひとも。うどんでは豊前裏打会のうどん店「和助」、また、福岡のうどんチェーン店の代表格「ウエスト」は近隣に二軒あります(昭和通沿いと渡辺通沿い)。

リーズナブルな飲食店が多いのも、この地域の特徴と言えます。先に挙げた「サイゼリヤ」「スシロー」「ウエスト」のほか、「松屋」「とんかつ松乃家」サブウェイ」「ドトールコーヒーショップ」「カフェ ベローチェ」など、給料日前には特に嬉しいですね。

 

☆海のそばで、お魚ざんまい

長浜地区でひときわ目立つ大きなビルは、福岡市の施設「福岡市鮮魚市場 市場会館」。カマボコみたいな形の屋根が目印です。こちらの1Fには食堂が数軒あり、新鮮な魚を使った料理を定食などでいただけます。

「長浜鮮魚市場」では、月に一度、第2土曜日を《市民感謝デー》として、市場の一部を開放しています(AM9:00から、入場無料)。見学はもちろん、旬の魚介類等の販売や、本マグロの解体ショー・即売、魚のさばき方実演などのイベントが行われています。
http://nagahamafish.jp/

 

☆長浜ラーメンの聖地へ

ラーメン店が立ち並ぶ聖地・長浜。“ガンナガ”と略して呼ばれることもある「元祖 長浜家」は5月14日(土)より川端商店街(博多区)へ移転オープンすることが決まっていますが、この他にも「元祖 長浜屋」「長浜将軍」「ナンバーワン」など、長浜ラーメンの店がずらりと軒を連ねている圧巻の地域です。近隣には、夜になると屋台も出現。他ではなかなか味わえない雰囲気とともに、ラーメンを楽しんで。ちなみに西鉄バスの最寄り停留所は《港一丁目》になります。

 

☆大人の特権

天神から歩いて10分で行ける競艇場「ボートレース福岡」もチェック(住所は“那の津”になります)。大人にだけ許される公営ギャンブル、一度は体験してみたいところ。最近では、広い敷地を利用した巨大イベント『SEA PICNIC』も行われ、賑わいを見せました。ギャンブルの場所としてだけでなく、気軽に遊びに行けるイベントの開催には、今後も期待したいですね。
http://www.fukuoka-kyotei.com/root/japanese/index.html

 

☆北天神で、緑や文化にふれる

天神の中心地からも歩いてすぐ。まちなかにありながら、静かな環境でゆっくりくつろげる「須崎公園」は、北天神地域で最も緑の多い、市民の憩いの場。天気の良い日には、昼休みにお弁当を持ってきてランチをしている人の姿も見かけますよ。敷地内には「福岡県立美術館」、お隣には「福岡市民会館」があります。

過去2回開催されたピクニックイベント『NORTH TENJIN PICNICS』は、ここ須崎公園が会場でした。イベント会場として多くの可能性が見出された、大好評イベントとなりました。
http://www.tenjinpicnics.com/

 

☆キャラクター好きはチェックして

「ミーナ天神」のお隣、昭和通り沿いにある「福岡中央郵便局」。ここで済ませる用事といえば、何も郵便、保険、預貯金関連だけではありません。ドラえもん、妖怪ウォッチ、ハローキティ、スヌーピー、ミッフィー、ディズニーなどのキャラクターをモチーフにした、郵便局限定のグッズが随時販売中なのです。レターセットやクリアファイル、ポーチなど、グッズの種類も様々。キャラクター好きは要チェック!

 

天神や大名など商業施設の多い地域に比べると、あまりキラキラ感は感じられないかも知れませんが、ちょっと歩けば味のある店、穴場な店を発見できるのが魅力の《長浜・舞鶴・北天神(天神3・4・5丁目)》 界隈。まだまだ紹介し切れない情報もあれこれありますが、またの機会にお伝えできればと思います!

 

取材・文:JUN
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