グルメ

アメリカ人も納得の手作りハンバーガー

2014年11月19日 08:00 by 山内淳

こだわり抜いたボリューム満点のパティに、野菜とバンズ。ただそれだけなのに、こんなにも違うのか!? そう思わざるを得ないのが、ファストフードとは一線を画す専門店のハンバーガーです。手間ひまかけた味わい深さに、本場のアメリカ人もきっと納得するはず。

●炭火焼きパティによる昔ながらの本格バーガー
frisco(フリスコ)

“アメリカ人も納得の手作りハンバーガー


【左】「チーズバーガー」(850円)。炭火焼きの香りが食欲をそそります
【右】舞鶴の路地、マンション入口の通路を奥へと進んだ隠れ家的な場所

オーナーの森崎実さんがカリフォルニアに留学していた、1960年代に食べられていた本場・アメリカのハンバーガーを忠実に再現。当時はチャコールグリル(炭火焼き)が定番で、牛100%のパティは約1/3ポンド(150g)ものボリュームで食べ応えがあります。じっくり熟成させた赤身に脂を混ぜ、余分な脂を落としながら焼くことで、旨味をギュッと閉じ込めたジューシーな仕上がりに。味付けは塩コショウのみ。煙で燻された香ばしさがアクセントです。

そして、ピクルスとフレッシュなタマネギ、トマト、レタスが力強いパティの味わいを引き立てます。バンズは表面を炭火で焼き、中はふっくらした食感。これらが一体となったバランスのよさこそが、シンプルさを極めたハンバーガーの原点なのです。かつて東京・下北沢で5年間営業し、口コミで絶大な人気を誇った『frisco』。今なお東京をはじめ、県外から訪れる人が少なくないというのも頷けます。

 

 

【frisco(フリスコ)】
●住所:福岡市中央区舞鶴1丁目9−11第2ハリウッドビル102号
●電話:092-714-1610
●営業時間:11:30〜21:00(OS20:30)
●定休日:火曜(祝日の場合は水曜)
●URL:http://friscoburger.jp/

MAP

 


●多彩な種類と肉を知り尽くしたプロの味が魅力
HUNGRY HEAVEN(ハングリーヘブン) 福岡今泉店

 

 

 

 

“アメリカ人も納得の手作りハンバーガー


【左】「アボカドバーガー」(1,000円)。ランチはポテトとドリンク付
【右】ウッディな造りの店内は、古き良きアメリカの雰囲気が漂います

東京に2店舗を構え、地方初出店となった福岡今泉店。まず目を引くのが黒光りしたバンズ。これはカラメルを塗ったもので、ほのかな甘味とほろ苦さがパティの旨味を引き立てます。牛100%のパティはさまざまな部位を独自に配合したもので、そのうまさは母体が焼肉店だからこそ。ソースやマヨネーズもすべて手づくりで、添加物や保存料は使用していません。ハンバーガーは25種と豊富で、トッピング(50円〜)でアレンジも可能。「アボカドバーガー」はなめらかなアボカドと選べる2種のソースが好評です。

お得なランチタイムは17時までと長く、17時以降は「チリチーズポテト」や「ほうれん草とベーコンのソテー」(各550円)などのサイドメニューと世界のビールでダイニングバーとしても利用できます。また、今泉や薬院をはじめ、デリバリーも行っているので、知っておくとホームパーティなどにも重宝しそうです(エリアはHPにて要確認)。

 

 

 

 

【HUNGRY HEAVEN(ハングリーヘブン) 福岡今泉店】
●住所:福岡市中央区今泉1丁目17-14-1 imaizumi二十四節季1F
●電話:092-205-1111
●営業時間:11:30〜翌1:00(OS24:30)、金・土曜、祝前日〜翌2:00(OS翌1:30)
●定休日:なし
●URL:http://www.hungry-heaven.co.jp/

MAP

 

 

取材・文:山内淳
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