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博多駅直結に新たな文化発信拠点!「NCBホール」誕生、市川團十郎さんも祝福
2026年06月19日 11:00 by 深江久美子
博多駅周辺の再開発プロジェクト「博多コネクテッド」の一環として、新たなランドマークを目指す「西日本シティビル」が3月31日に竣工しました。そのB2Fには多彩なイベントや文化芸術の発信拠点となる「NCBホール」が誕生。6月8日、開館を記念したセレモニーには、歌舞伎俳優の市川團十郎さんが特別ゲストとして登場し、会場を大いに盛り上げました。

■博多駅直結の新スポット「NCBホール」が誕生
開館記念セレモニーでは、西日本シティ銀行の村上英之頭取と特別ゲストとして登場した市川團十郎さんとのクロストークも実施。新たなホールへの期待や、文化発信拠点としての可能性について語られました。

團十郎さんは「400名規模の劇場だとクラシカルなものはもちろんですが、駅直結で多くのお客様、インバウンドも多いと思いますので、アートの現場にもなるような、文化を照らせる場所になりそう。いろんな使い方ができるのが面白そうですね」とコメント。司会の講談師の神田紅さんと市川團十郎さんとの軽快なトークでは、客席から笑い声が上がり、和やかな雰囲気に包まれました。

そしてセレモニーの最後には、歌舞伎十八番の一つ『勧進帳』より、武蔵坊弁慶が関所突破を祝う場面で披露される「延年之舞(えんねんのまい)」を特別に披露。上演前には團十郎さん自ら演目の解説も行われ、歌舞伎に馴染みのない来場者にも分かりやすい内容に。力強く優雅な舞が始まると、会場全体が一気に引き込まれていました。

■伝統と最新機能が融合したホール
NCBホールの魅力は、その立地だけではありません。博多駅直結という抜群のアクセスに加え、天井・壁・床には九州産木材をふんだんに使用。温かみのある空間づくりと高い音響性能を両立しています。

また、ステージと客席は移動式となっており、セミナーや展示会、試験会場、伝統芸能の公演など、用途に応じてレイアウト変更が可能。イベントごとに最適な空間へと姿を変えられるのも大きな特徴です。

さらに、客席の椅子には博多織の華皿(献上柄)がデザインされており、地域の伝統文化を身近に感じられる工夫も。細部まで“福岡らしさ”が詰め込まれています。

博多駅周辺では、オフィスや商業施設の整備が進む一方で、文化や芸術を発信する場の充実も求められています。駅直結という利便性と、多彩な活用ができる柔軟性を兼ね備えたNCBホールは、これから福岡の新たなカルチャースポットとして注目を集めそうです。伝統芸能や展示会など、どんなイベントが開催されるのか、今後の展開にも期待が高まります。
取材・文:深江久美子
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