グルメ

<あの塔>を覚えていますか?幻の「パロマグリル」ハンバーグがまさかの復活!

2026年06月16日 11:00 by 深江久美子

過去の写真

「パロマグリル」。この名前にピンと来たあなた、かなりの天神ツウか、もしくは青春を平成に置いてきた人かもしれません。福岡のカフェ文化をけん引し、“ここに行けばオシャレになれる気がする”という謎の自信まで与えてくれた伝説のお店(といっても過言ではないはず!)。その名物ハンバーグが、なんと約10年ぶりに復活しているという情報をキャッチしました。


……え、あのオニオンタワーのやつ?水菜が天に向かってそびえ立ってた、あのハンバーグ?それはもう事件です。テンション爆上がりで向かった先は、「博多炉端 魚男(フィッシュマン)」。教えてくださった方に全力で感謝しながら、さっそく注文してみました。


過去の写真

そもそも「パロマグリル」とは、“21世紀の食堂”をコンセプトにした活気あふれていたカフェ。ガラス張りの店内にはいつも賑わい、系列店舗も含めて「なんか楽しそう!」が詰まっていた場所でした。料理はもちろん、空間づくりや仕掛けも含めて、福岡っ子の心をがっちりキャッチしてたと記憶しています。要するに、今の30~50代にとっては“憧れの店”だったわけです。


そして、そのパロマの名物といえば……そう、あのハンバーグ。ハンバーグの上には、分厚~いオニオン。さらに水菜がこんもり。もはや料理というより建築物でした。

覚えていますか?あれが復活しているんですよ?そりゃ気になるじゃないですか。


しばらくして運ばれてきたのは、ご飯、お味噌汁、小鉢まで付いたお膳スタイル「パロマの和牛ハンバーグ(2,178円・税込)」です。スタイルは変わったものの、じゃーーーん!!

このビジュアル、この“塔”。もうね、見た瞬間に「あーーーー!!!」って声が出そうになりました。

まず圧倒されるのが、オニオンフライ。「これ、玉ねぎ丸1個?」と言いたくなるレベルのボリューム感。オニオンリングのタワーが、完全にこのハンバーグの象徴なんです。しかも、なかなかハンバーグ本体にたどり着けない。オニオンの存在感が強すぎる。


ようやくナイフを入れて、ひと口。……おいしい。和牛の旨味と肉汁がジュワッと広がって、そこに香ばしいオニオンの甘み。懐かしいのに、ちゃんと今っぽい。あの頃の思い出が、一気に脳内フィードバックしてきます。


「あの時、よく通ってたな」
「デートで行ったな」
「背伸びしてランチしてたな」

そんな平成の記憶まで込みで、おいしい思い出。詳しく語りたいのはやまやまなんですが、これはぜひ実際に食べてほしい一皿。知っている人には懐かしく、知らない人には“なにこれ!?”と驚きをくれるハンバーグです。

惜しまれながら閉店した名店の味が、まさかこんな形で帰ってくるとは。平成の天神カルチャーを知る人なら、たぶん胸が熱くなるはずです。そして、まだパロマグリルを知らない世代へ。かつて福岡には、“この店に行くだけでちょっと大人になれた気がする場所”があったんです。まずは一度、この伝説のハンバーグを味わってみてください。
 

【博多炉端 魚男 (フィッシュマン)】
住所:福岡市中央区今泉1丁目4-23
電話番号:080-4358-3875
営業時間:11:00~14:30、17:00~23:00

 

取材・文:深江久美子
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博多炉端 魚男 (フィッシュマン)

住所 福岡市中央区今泉1丁目4-23

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