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キャンディが生まれる瞬間を目撃!PAPABUBBLEが“劇場型キッチン”に

2026年02月07日 11:00 by 深江久美子

天神地下街を歩いていると、どこからともなく楽しそうな声。思わず足を止めてしまう先にあったのが、バルセロナ発のアート・キャンディショップ「PAPABUBBLE(パパブブレ)」です。カットした断面にイラストや文字が施されたキャンディは、とびきりキャッチーでかわいい存在。しかも、見た目だけじゃない。ひと粒頬張ると「え、こんなにおいしいの?」と驚くほど、味も本格派!


そんなPAPABUBBLEがこのたび、キッチンを備えた店舗へとリニューアルオープン。全国で9店舗目となるキッチン付き店舗で、キャンディが生まれる“その瞬間”を間近で体験できるようになりました。


今回取材したのは、まさに“特等席”。実演が目の前で見られる、最前列でのキャンディづくりです。ここでは、色鮮やかなキャンディが生まれる様子を、まるで劇場のように楽しめます。ドロドロの大きなキャンディが、直径約1cmの小さなキャンディへと変身していく様子は、まさに魔法のようです。


職人さんによるライブパフォーマンスに、店内は自然と大盛り上がり。“ワクワクしなくちゃ、お菓子じゃない”というPAPABUBBLEのコンセプトを、全身で体感できます。


まずは約160度の水飴状態のキャンディを、冷たいテーブルの上へ。とろ〜り、ドロドロ。見るからに熱そう…!ここで投入されるのが、味をおいしくする“魔法の粉”。今回はパイナップル味。酸味が加わり、おいしいキャンディになるんだそう。少し温度が下がったところで、キャンディに色を乗せます。


それを捏ねて捏ねて透明度の高い状態にすると、壁にひっかけて空気を含ませながら伸ばしていきます。この姿が、まるで繭のようにふわふわ。空気を含ませることで、サクッとした軽い食感のキャンディになります。


キャンディづくりは、とにかく時間との戦い。熱いままだと作りづらいけど、冷めるとすぐ固まる——そのため、チームワークとスピードが命です。硬くなる前にはじまったのが、文字づくり。今回は、ある「二文字の漢字」を作るとのこと。白と黒の飴を使い、漢字を偏(へん)と旁(つくり)に分けて制作。パーツを組み立てていく工程は、まるでパズルのようでした。
 

赤・青・黄色の三原色を使って、キャンディは虹色に。色が重なることで、オレンジ、緑、紫が生まれていきます。「この3色があれば、どんな色も作れるんです」という言葉に、思わず感心。


まだ太い丸太状のキャンディは、ハサミで突いて余分な空気を抜きます。これは、割れを防ぐための大切な工程。そこから一気に引き伸ばし、直径1cmほどの細さにしていきます。


そして——「お待たせしました!」の掛け声とともに、いよいよクライマックスです。カットの瞬間!約15kgのキャンディの塊から、約100本。さらにそこから、およそ8,000粒ものキャンディが生まれるそう。一連の作業は完全に力仕事。職人さんの腕を見れば納得の、見事な筋肉!


この時に作られた文字は「福岡」でした(笑)!クオリティ高いですよね?


実際にカット体験に挑戦してみましたが、これが想像以上に難しい。小さくなったり、大きくなったり、サイズがなかなか安定しません。一方、職人さんは複数本を同時に、リズムよくカット。その手さばきに、思わず惚れ惚れしてしまいました。


食べてもおいしい。見ても楽しい。体験すると、もっと楽しい。キッチン付き店舗へとリニューアルしたPAPABUBBLEは、キャンディショップを超えたエンターテインメント空間でした。


カット体験はタイミングが合えば、予約なしでもできるんだそう。天神地下街で聞こえてくる楽しそうな声に誘われたら、ぜひ立ち止まって、足を踏み入れてみてください。きっと、あなたもキャンディが生まれる瞬間に、心を奪われるはずです。

 

取材・文:深江久美子
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プレイス情報PLACE

パパブブレ

住所 福岡市中央区天神2丁目天神地下街 東6番街110号
TEL 092-791-5656
営業時間 10:00〜20:00
定休日 元日
URL http://www.papabubble.jp

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