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旅と暮らしが交差する場所。ビームス ジャパン 太宰府、誕生

2025年12月09日 11:00 by 深江久美子

太宰府天満宮の参道から少し脇道へ入ると、静かに息づく一軒の古民家があります。そのお店は「ビームス ジャパン 太宰府」。東京をはじめ、日光や宮島といった観光地にも店舗を構える同ブランドですが、今回オープンした太宰府店は記念すべき10店舗目、そして九州初の拠点となります。ここから、全国の名品や文化、暮らしのヒントが改めて発信されていくことになりそうです。
 

さらに今回は、福岡の事業者(Good Local 九州)とタッグを組み、地域とともにつくり上げるスタイルの店舗として運営していくそう。そんな太宰府ならではの視点とエッセンスをまとったアイテムが32点、お店全体では180点のアイテムがそろいます。


国内外ブランドのアパレル、雑貨、ライフスタイルアイテムを扱うセレクトショップ「BEAMS」と違い、今回オープンした「ビームス ジャパン 太宰府」は、“日本”をキーワードに、名産品、クラフト、アパレル、雑貨、カルチャーまで幅広くキュレーション。ざっくり例えるなら、“日本文化を編集するBEAMS”といった感じでしょうか。バイヤーが全国を巡りセレクトしたアイテムや、ブランドと共に開発する店舗限定商品など、ここにしかないモノがそろいます。


お店は、太宰府天満宮参道の喧騒から少し離れた場所に。古民家を活かした店舗づくりで、梁や障子上の意匠がそのまま残されています。空間そのものが魅力的!“古き良きものを大切にしながら、新しい感性を重ねていく”、そんな思想が空間から伝わり、並ぶアイテムはどれも長く使いたくなるアイテムばかりです。丁寧な暮らしのヒントが、そっと散りばめられています。


◆ロゴ入りオリジナルバッグ
「ビームス ジャパン 太宰府」のロゴ入りトートやランチバッグは、ココだけの限定色。色は菅原道真公が愛した梅から発想した“紅梅色”です。持つだけで気分が上がる、柔らかな赤みが印象的です。


◆〈MOONSTAR〉× BEAMS JAPAN「ラバーだるま」
久留米を拠点に150年以上の歴史を持つシューズメーカー〈MOONSTAR〉。スニーカー製造で生まれる端材を活用し、日本らしい縁起物・だるまに生まれ変わりました。表情もフォルムもすべて違い、しかも一体ずつ名前が付いているという遊び心も◎。
 

◆日常に溶け込む器、小石原焼き
福岡を代表する焼き物として、若い世代からの支持も高い小石原焼き。ろくろを回しながらカンナで削り入れる幾何学模様が特徴的で、素朴でありながら表情豊かです。和食器としてはもちろん、洋のテーブルにもよく映えます。
 

◆〈オカモト商店〉× 久留米絣
国の重要無形文化財である久留米絣を使った巾着バッグやポーチも。御朱印帳がぴったり入るサイズもあり、神社仏閣巡りにも最適です。思わず「大切に使いたい」気持ちが湧き上がります。
 

◆〈イケヒコ・コーポレーション〉の福岡花ござ雑貨
い草を使った福岡県の伝統工芸品「花ござ」を使った雑貨も。どこか懐かしく、そして新しい、和モダンな表情が魅力です。


地方ブランドだけでなく、BEAMS JAPANのバイヤーが仕入れた日本全国の名品にも触れられるのがこの店舗の魅力。どれもこれも思わず手にしてしまいたくなるラインナップです。観光で訪れた人も、地元の人も、思わず時間を忘れてしまいそう!


「ビームス ジャパン 太宰府」は、これからの日本の文化を更新していく、小さな拠点のようなお店。ここで出会えるのは、ただ“買うもの”ではなく、つくり手の背景や土地の息づかいまで感じられる、長く寄り添える品々です。久留米絣や花ござ、小石原焼きなど、九州の技や感性が国内外と交わり、新しい価値が生まれていく場所でもあります。旅の記念として、暮らしの相棒として、選ぶ楽しさが広がる空間。訪れるたびに新しい発見があり、未来へ続く文化の扉が静かに開いていく予感がします。


【ビームス ジャパン 太宰府】
●住所:太宰府市宰府2丁目7−11
●電話番号:092-403-5224
●営業時間: 10:00~17:00
 

取材・文:深江久美子
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