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【UWABA BOOK 2025 vol.9】UWABAで名物を味わい地域性に触れる②

2025年05月07日 11:00 by 深江久美子

●うきうき・わくわく!佐賀の穴場エリア『うわば』
福岡市内から、車で西に向かうこと約1時間と30分。玄海町(げんかいちょう)、呼子町(よぶこちょう)、鎮西町(ちんぜいまち)、肥前町(ひぜんまち)の4つの町をまとめて表す名前。漢字で書くと『上場』。
呼子のイカの活き造りに代表される海の幸や美しい景色がフォーカスされがちですが、『うわば』の魅力は見て、食べるだけにあらず。きっと、ずっと『うわば』が好きになる、色とりどりの体験を楽しんでみてください。


名物を味わい地域性に触れる
地元で長年営みを続ける店はみんなに愛される理由がある。おいしさと人柄に触れる食体験。ニューオープンにも注目しよう。


穴場ならではの魅力を
『うわば』をぶらり巡っているとさまざまな飲食店があることに気付くが、地元の人たちでも「ここは知らんやった」という店もある。


切木農産物直売所 │ 肥前町

T字路にぽつんとたたずむ『切木農産物直売所』もそう。一見すると直売所なのはわかるが、まさか35年以上愛されている名物団子があろうとは想像すらしない。
 

店頭に並ぶ野菜を横目に店に入ってみると冷蔵ケースにパック入りの団子を発見。これが名物『切木ぼたんだんご』だ。5個入り450円、8個入り700円。毎朝、店主の出さんらが手作りしている。いわゆるきなこをまぶしたよもぎ餅でこしあんを包んだ素朴な団子だが、食べてびっくり、よもぎの香りが爽やかで、餅も美味。「団子に使うよもぎは葉が柔らかく、香りも良い毎年5月にまとめて手摘みをし、ペーストにして冷凍しています。これが味わいの決め手」と出さんは話す。
35年近く愛されているのも納得。


●切木農産物直売所 │ 肥前町
佐賀県唐津市肥前町切木860-1
℡.0955-53-2566
営業時間:8:00〜17:30
休み:火曜、7月中旬〜 9月中旬
駐車場: あり(3台)


大玄Cafe│ 玄海町

長年愛されている素朴な直売所もあれば、新スポットもある。それが『大玄Cafe』。ホテルの共有スペースをリノベしたカフェで、夕方からは子どもたちが通う学習塾になるというからユニーク。
 

店内は窓から陽光が差し込む明るい雰囲気で、一杯だてするドリップコーヒー(440円)、カフェラテ(520円)などを楽しめる。名物のホットドッグ(350円)は玄海町のベーカリー『カウベルンムカイ』から仕入れるパンを使用。外はパリッと、中はもっちり。噛むほどに小麦の香りふわり。
 

店内のチョークアートやメニュー表は店長が描いたもので、ホッとする温かな空気感を作り出している。ドライブ途中にでも気軽に立ち寄ってみよう。


●大玄Cafe│ 玄海町
佐賀県東松浦郡玄海町今村4853-1旅館大玄1F
℡.0955-52-6348
営業時間:10:00〜16:00
休み:土曜・日曜・月曜・祝日
駐車場:あり(8台)


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そのうわばエリアの魅力を詰め込んだ冊子「UWABA BOOK」が完成しました。
「UWABA BOOK」は、西鉄福岡駅のコンコースや、ソラリアプラザ1階のLOVE FMスタジオ前、天神・博多駅の観光案内所などで配布中。またLOVE FMでも、5月末までの毎週木曜日AM9:25頃~「うきうきわくわく、うわばへ、Let’s Go♪」を放送中です。
是非皆さんも「UWABA BOOK」を手に、うきうきわくわく、うわばへ、Let’s Go♪

 

取材・文:深江久美子
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