●うきうき・わくわく！佐賀の穴場エリア『うわば』
福岡市内から、車で西に向かうこと約1時間と30分。玄海町（げんかいちょう）、呼子町（よぶこちょう）、鎮西町（ちんぜいまち）、肥前町（ひぜんまち）の4つの町をまとめて表す名前。漢字で書くと『上場』。
呼子のイカの活き造りに代表される海の幸や美しい景色がフォーカスされがちですが、『うわば』の魅力は見て、食べるだけにあらず。きっと、ずっと『うわば』が好きになる、色とりどりの体験を楽しんでみてください。

自転車ならもっと行ける、知れる
玄海・呼子・鎮西・肥前からなる『うわば』エリアの移動の足には車が便利なのは当たり前。ただ、フットワーク軽く、かつ、より多くの魅力との出合いを求めて同地を巡るなら電動自転車（以下、自転車）もおすすめ。
例えば、車だとあっという間に通り過ぎてしまうところが、自転車なら目に映る景色はもちろん、香り、温度など五感で“本当の風景”を堪能できる。
ガイドツアーを利用して、アクティブに『うわば』を巡ろう。

レンタサイクル＆ガイドで思いがけない出合いが

ガイド付きレンタサイクルツアーを企画・提案している『たいようアウトドア』では、電動アシスト付きマウンテンバイクツアーとして『呼子見どころ散策』『名護屋城武将』『肥前町棚田絶景』など各地の特徴を活かしたコースを設定している。

代表の古川陽進さんは「どの地域でも言えるかもしれませんが、『うわば』にも自転車でしか見ることができない風景、体験がたくさん存在します。地域の自然をフィールドに仕事をしている僕でさえ、“こんな場所があったんだ。ここからはこんな景色が見えるんだ。この花が咲き始めたら春ももうすぐだな”などといった発見も多々あります」と話す。

なにより離島や道幅が狭い農道など車ではアクセスしづらい場所も自転車なら行くことができるのはサイクルツーリズムの一番の醍醐味。自分自身の力だけで目的地にたどり着いたあかつきには、言葉にできない達成感も感じられるはず！

琴線に触れる特別な旅
『たいようアウトドア』では主に呼子町、鎮西町、肥前町でツアーを実施しており、今回自転車で巡る『うわば』おすすめの場所を案内してもらった。

加部島の一本道│ 呼子町 │

まず訪れたのは呼子町の加部島。島に渡るにあたり呼子大橋を通るが、自転車であれば絶景を横目に心地よい潮風を感じながら最高のひととき…。期せずして島北端を目指す途中にまっすぐに伸びる一本道に出合う。のんびりと、行けるところを目指すスローな島サイクリングにはもってこいのルートだ。

馬渡島 番所ノ辻│ 鎮西町 │

鎮西町の馬渡島は名護屋港から旅客船で片道約20分。船に車を乗せられないため、島内の移動の足は自転車が最適！古川さんが「馬渡島はかなりおすすめ」と話すように、島内には絶景名所がめじろ押し。中でも標高237.9mの番所ノ辻から望む玄界灘の景色は圧巻だ。展望所に至る道中も美しい景色が点々と見られる。

鷹島肥前大橋＆白糸の滝│ 肥前町 │

鷹島肥前大橋を一望するコースが人気の肥前町は、犬頭の棚田から鷹島肥前大橋を望む景色がおすすめ。地元の人たちが特にきれいと口々に話すのが夕暮れ時。刻々と色が変わる空と海の景色に心が洗われる。
 

地元でも穴場とされるスポットの白糸の滝も忘れてはならない。

仮屋湾沿い│ 玄海町 │

玄海町の国道204号沿いで美しい景色を見せる仮屋湾。
海上から爽やかに吹いてくる潮風を浴びながらのサイクリングは最高だ。
 

各町それぞれで個性的な海絶景を堪能できるサイクルツーリズムで、日々の喧騒を忘れる休日を過ごしてみては如何だろうか。
 

●たいようアウトドア
唐津をメインフィールドにSUP体験、キャンプツアーなども主宰している
℡.090-5916-6561
料金：1名3時間8,000円〜（最少催行人数２名）
※体験日時応相談
駐車場：あり
https://sun-outdoor.jp/

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そのうわばエリアの魅力を詰め込んだ冊子「UWABA BOOK」が完成しました。
「UWABA BOOK」は、西鉄福岡駅のコンコースや、ソラリアプラザ1階のLOVE FMスタジオ前、天神・博多駅の観光案内所などで配布中。またLOVE FMでも、5月末までの毎週木曜日AM9:25頃～「うきうきわくわく、うわばへ、Let’s Go♪」を放送中です。
是非皆さんも「UWABA BOOK」を手に、うきうきわくわく、うわばへ、Let’s Go♪