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天神に新たな食文化拠点「天神福食堂」が誕生!多様な働き方に寄り添う空間へ

2024年10月18日 11:00 by 深江久美子

2025年4月、福岡市の天神エリアに「天神福食堂」がオープン予定!この食堂は、働く人々の多様なライフスタイルに対応し、食事やリフレッシュ、仕事や交流ができる新たなコミュニティの場となることを目指しています。場所は「ONE FUKUOKA BLDG.」の5階、食堂としては天神最大級の209席が設置される予定です。


【天神福食堂のこだわりとユニークな特徴】
多様なニーズに応えるため、11時からのランチタイムと15時からのアペリティーボタイムで異なるメニュー、サービスを提供。料理の監修はイタリアンレストランや学校等の食堂事業を手掛ける「リングラッツェ」。天神ワーカーだけでなく、訪れるすべての人々に「食べる」ことを通じて心身ともに豊かになってほしいと、だしやスープなどから手作りにこだわった健康的な料理を提供します。

●ランチタイム(11:00~15:00)
定食や丼物、麺類といったメニューを中心に、リングラッツェのイタリアンの味も楽しめるスペシャルランチを用意。手作りにこだわり、体に優しい料理が並びます。テイクアウトも可能で、忙しいビジネスマンや来街者にも便利です。

<主なメニュー>※写真はイメージ

・定食/900円(写真はハンバーグジャポネソース)
小鉢2種とサラダ、だしの風味豊かな味噌汁付き。

・丼物/(味噌汁付き)/750円
人気のカツ丼(写真)のほか、ビビンバ丼、チーズタッカルビ丼など多彩な丼物を提供。

・カレー/750円~(写真は合い掛けカレー)
スパイスの香りと味わいを感じる一皿。大きな野菜のトッピングも魅力。

・ラーメン/650円~(写真は鶏白湯ラーメン)
鶏ガラスープの旨みとコクを感じる一杯。チャーシューも手作り。

・パスタ/800円(写真はナポリタン)
パスタは「リングラッツェ」の真骨頂。ナポリタンは食堂ならではの一品。

・スペシャルランチ/1,500円~2,000円(※メインに応じて価格が変動)
「リングラッツェ」で人気の味が1つのプレートに。


●アペリティーボタイム(15:00~20:00)


イタリアの伝統的な交流文化「アペリティーボ」を取り入れ、軽食やアルコール、ノンアルコールドリンクを提供。仕事中のリフレッシュや勤務後のリラックスタイム、同僚とのコミュニケーションの場として利用できます。ノンアルコールの選択肢も豊富で、様々なライフスタイルに対応します。


【自宅や職場でも健康的な食べ物を手軽に】
物販エリアでは、自家製だしや焙煎コーヒー、オリジナルのお菓子など、天神福食堂の味を自宅や職場でも楽しめる商品を提供予定です。これにより、訪れた人々が日常生活の中でも健康的な選択をしやすくなるようサポート。


【地域とつながる空間】
地元食材を活用した料理や特産品販売、イベントを通じて、天神と周辺地域との結びつきを強化する場としても機能。自治体や地域の店舗と連携し、旬の食材や福岡の魅力を広げる拠点となることを目指します。また、環境に配慮した取り組みも積極的に実施するそう。再利用可能な備品の採用や、地産地消、フードロス削減に向けた工夫が盛り込まれています。
 

【利便性と快適さを追求した空間設計】
「天神福食堂」では、利用者がストレスなく快適に過ごせるよう、さまざまな工夫が施されています。まず、ランチタイムにはモバイルオーダーシステムやキャッシュレス決済を導入し、注文から受け取りまでをスムーズに行える仕組みを整えています。さらに、店内の混雑状況はデジタルサイネージでリアルタイムに確認できるため、限られた休憩時間を有効に活用できます。座席も、一人用席やグループ席、テラス席と多彩で、その日の気分や状況に合わせて選べるのが魅力です。


また、食堂内はゾーンごとに異なる内装が施されており、カフェのようなスタイリッシュな雰囲気でリラックスできる空間が広がっています。天神のまちを一望できるテラス席や、簡易な仕切りを設けた貸し切りエリアもあり、イベントや懇親会の利用にも対応しています。Wi-Fiや電源も完備しており、仕事や打ち合わせの場所としても良さそうです。


「食べる」を超えた体験を提供する「天神福食堂」は、食事をするだけの場所ではなく、働く人々がリラックスし、元気を取り戻し、さらに交流を深めるための空間になりそう。天神エリア全体の活性化を図り、天神を訪れるすべての人が楽しめる「福」の拠点として、多くの人々に愛される存在になるでしょう。2025年4月の開業に向けて、期待が高まります。
 

取材・文:深江久美子
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