塊肉を藁焼きで提供してくれる平尾の「ロベール・エ・ルイーズ」は、福岡でも珍しいスタイルで多くの肉好きを唸らせる名店。2020年にスタートした熟成の過程が楽しめる「サブスク熟成肉～俺の肉持ってきて～」も引き続き話題です。今回は8月1日（火）より「肉欲を満たす、薪焼き熟成肉の食べ放題！」と題して、大分県産放牧牛の熟成牛の食べ放題キャンペーンが開催されると聞いてお店に伺いました。
 

オーナーの原田さんは「コロナや戦争などで食材が手に入りづらくなり、少しでも食料自給率を上げたい。」と熟成に向いた部位を中心になんと一頭分を購入。というわけで、使うお肉は放牧育ちの固めな筋肉質の牛。じっくり熟成をかけ激旨なお肉に仕上げ味わわせてくれます。

今回の試食でテーブルに運ばれてきたのはこちら。通常は噛み切れないという筋肉質なお肉を1ヶ月半かけて熟成させたもの。時間の経過とともにアミノ酸などが分解され柔らかく、味わい深い肉に変わっていくそう。薪でじっくり時間をかけて焼き上げてくれます。
 

口に運ぶと薪の香りが口から鼻にかけて広がります。弾力があるというよりサクッと歯切れが良いのも特徴です。塩と胡椒が軽くふられていますが、出汁のような旨味が凝縮されているのでお肉の味をダイレクトに感じることができました。

実際にはサラダにパン、付け合わせのポテトが写真のように提供されます。常温に戻し薪で焼くのに約1時間。タパスやワインとお喋りでお肉が焼き上がる時間も楽しんでくださいね。
 

熟成肉の食べ放題は8月1日（火）から8月7日（月）まで。なくなり次第終了となりますが、第2弾は9月中旬に予定されています。「我こそは肉好き！」という方、この機会をお見逃しなく！
 

フランスのビストロを思わせる店内。お酒も各種そろいます。

場所は福岡中央高校の近く。1Fにはナポレオンパイがおいしいカフェ「MOMOTOSE」。ツタに覆われた建物が目印です。