グルメ | 新店舗オープン

行列必至!の人気店「うどん和助」が、天神から大名に移転オープン

2018年09月27日 12:00 by 木下 貴子

城南区鳥飼に本店を構える行列店「うどん和助」の2号店が、ビルの老朽化に伴い、8月に天神3丁目から大名に移転オープンしました。

中央区役所の裏手、こじんまりしているけども魅力的な飲食店が並ぶストリートに仲間入り。



天神3丁目のときとはうって変わって、店内は天井が高く、洗練されたデザインです。ですが丸くカーブしたカウンター席など、柔らかい印象も覚えます。



「場所柄、女性が1人でも入りやすい店をコンセプトにしました」と店長の吉尾真一さん。店舗デザインは、女性の設計士に依頼したといいます。実際、天神のときと比べて女性客の割合は増えたとも話します。


「メニューも選びやすいように」と人気メニューを中心に数を絞り、さらに券売機も新しく導入しました。昼時の混雑をできるだけスムーズにしたいという配慮です。



『和助』といえば丸く巨大なゴボウ天が乗った「ごぼう天うどん」(600円)が看板メニューですが、今回は天神店にはなく大名店で新しく加わわった、オススメの「かやくぶっかけ」(1,000円)をいただくことにしました。

ご存知の方も多いと思いますが、『和助』は北九州を中心に展開するうどん一派「豊前裏打会」に所属しており、「打ち立て」「切り立て」「湯で立て」を信条に、常に最大限のできたて麺を提供します。待つこと10分ほどで、出てきた「かやくぶっかけ」は…。

どどーん! 温玉、山芋、肉、ゴボウ天、エビ天と、人気の具材全部乗せといった内容に加え、薬味も盛り盛りです。一瞬たじろぎましたが、うどんだからまぁ、簡単に平らげられるでしょうと心落ち着け挑みます。



麺はさすが、「打ち立て」「切り立て」「湯で立て」だけあって艶やかで、コシがしっかりしています。ただでさえつるっつるなのに、そこに温玉と山芋が絡まって、もう喉越しは最高潮です。つけ汁の風味もやさしく豊か。



ゴボウ天のサクサク感と甘さ、エビ天のぷりぷり感などを味わいながらひと息ついたところで、豊前裏打会特製の唐辛子を投入し、味の変化を楽しみます。



つけ汁も残さず堂々と完食したものの、かなりお腹が膨れてしまいました。正直、うどんで1,000円は少々贅沢だとも思いましたが、その価格を凌駕する充実の内容とボリュームです。この「かやくぶっかけ」は希望すれば、温うどんにもできます。

「丸天うどん」(550円)、「わかめうどん」(500円)など定番のほか、「具だくさんうどん」(700円)、「野菜天ぶっかけ」(800円)、「しそさっぱり」(700円)などいろいろあるので、デイリーに重宝します。


さて、天神の時も夜はちょっとしたおつまみを出していましたが、移転してからはそのおつまみメニューがパワーアップしました。「枝豆」「たぬき豆腐」などさっと出てくるメニューから、「カツ煮」「カニクリームコロッケ」「鶏天」などひと手間をかけたものまで、現在は20種類ほどのおつまみが用意されています(250~600円)。

サクサクに揚がった「鶏の唐揚げネギソース」(500円)は、中華風味でビールに合います!



お酒は生ビール450円~、ハイボール400円、日本酒450円、焼酎450など。




直線にして1kmにもおよばない距離ですが、街の雰囲気、客層が異なるエリアへの移転となった今回。「この大名という場所に根付いていけるような、多くのお客様に喜んでいただける店にしたいです」と吉尾さん(写真左端)。本店の味をしっかり受け継ぎつつ、大名店独自の持ち味を出してくれそうです。

取材・文:木下 貴子
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プレイス情報PLACE

うどん和助 大名店

住所 福岡市中央区大名2丁目2-43 イーエルケイ大名ビル1F
TEL 092-733-0202
営業時間 11:00〜15:30、17:30〜21:00
定休日 火曜

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