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東京で話題沸騰中!海外からの逆輸入、一風堂スタンドが福岡に上陸!

2017年03月06日 18:00 by 山田 祐一郎

福岡から全国、そして世界へと展開する「一風堂」。そんな一風堂が手掛ける立ち飲み業態が話題を集めています。例えばニューヨークなど海外で営業する店舗では、食事の前に軽くアルコールを楽しむために「ウェイティングバー」を用意しており、日本人が一般的にイメージする「ラーメン店」とは異なるスタイルで営業しています。

海外で評判を呼ぶこのスタイルを日本で新たに表現したのが、一風堂初の立ち飲み業態となるこの「一風堂スタンド」であり、それはまさに“逆輸入”による新感覚のラーメン店なのです。

この一風堂スタンドは現在、東京の浜松町や西五反田で好評を博しています。2月22日、晴れて一風堂の生まれ故郷であるここ福岡の天神西通り沿いに店がオープンしました。



頭上に連なる提灯、ガラス張りの開放感溢れる店内から漏れる光がスタイリッシュ。まだオープンして間もないということもあり、訪れた日は道行く人々が振り返り、足を止め、中の様子を伺っていました。この一風堂スタンドは1Fと2Fで表情が異なります。



1Fは、海外のウェイティングバーと日本の角打ちから着想した立ち呑みスタイルです。テーブルは立ち飲みに適した高さ。全席イスも用意されていて、昼夜問わず、ちょっと座りたい時などに利用できます。



ちなみに、昼食時(11:00〜15:00)にはランチメニューを提供しており、その後の時間も引き続き味わうことができる「豚骨ラーメン 零-zero-」(650円)、糖質制限に対する需要に応えた「低糖質 博多中華そば」(写真上・650円)が満喫できます。ラーメンにミニ明太子ごはん、水餃子が付くランチセットも人気です。





15:00以降に立ち飲み用のおつまみの提供がスタート。分厚いチャーシューをふかふかの生地で挟んだ「博多バンズ」(写真上・200円)、一風堂の秘伝のとんこつダシを使った「からあげ」(3個360円)、パクチーをたっぷりのせた「パクチー水餃子」(5個350円)、スタンドの店名にちなんでオニオンリングを積み上げて立たせた「オニオンリングタワー」(580円)など、酒のアテは多種多彩。しかも大半が500円以下で気軽に楽しめる価格帯なのです。







11:00の開店から飲むことができるアルコールには「博多住吉酒販」が監修・セレクトした日本酒(380円〜)、福岡で長らく地ビール工場を営む「ブルーマスター」によるクラフトビール(500円)、生姜を効かせたすっきり味のハイボール、ホッピーのように中身を追加しながら飲める梅風味の「こだまバイスサワー」(400円、中身のおかわり250円)、さらに3種の九州産フルーツの果汁を使ったサワー(各450円)、これをソーダで割ったノンアルコールのソーダ(250円)もあり、そのラインナップもバラエティ豊かです。。

さくっと飲める雰囲気から、どの席もお酒が結構進んでいるようで、笑い声が絶えません。たまたま食事をしていると、知人がやってきて一緒に飲む。そうするとまた知り合いが加わりというような屋台を思わせる人と人とのつながりが生まれていました。ちょい飲みでも、〆のラーメンだけでも、もちろんお昼にラーメンを食べたい時も、気軽に利用できるのが嬉しいですね。







ちなみに2Fは既存の店舗と同じ着席スタイルです。一風堂の定番「白丸元味」や「赤丸新味」はもちろん、ほかの一風堂店舗では食べることができないピリ辛スープの「博多担々麺」(写真上・850円)、鶏ガラ100%のだしで作った醤油スープの「淡麗中華そば」(写真下・800円)も揃っています。

1F、2Fで表情が異なる一風堂スタンド。1Fで飲み、2Fで〆るという利用もOKです。いろんなシチュエーションで満喫できます。

 

取材・文:山田 祐一郎
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プレイス情報PLACE

一風堂 天神西通りスタンド

住所 福岡市中央区大名1丁目12-61
TEL 092-707-3202
営業時間 月~木・日祝11:00~翌2:00(LO翌1:30)、金・土・祝前日11:00~翌3:00(LO翌2:30)
定休日 なし
URL http://www.ippudo.com/store/nishidori_stand/

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