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ディープにハマる!穴場なアートスポット【大名・警固】を散策!

2016年04月22日 18:00 by 筒井あや

天神から大名地区を通り、警固までのエリアには、オシャレな洋服屋さんやグルメなお店も集まっていますが、今回ご紹介するのは散策しながら見つけて欲しいアートスポット。最新のファッションやグルメが集まる大名には、古くから続く和菓子屋さんや古民家を利用したイベントスペースも残っています。

「エンジョイスペース大名」では、展示会やアートイベントも開催されていて、たまに訪れると新しい“何か”を見つけられるかもしれませんよ!

その近くにはこちらも古くから続く町の和菓子屋さん「駒屋」。毎日出来立ての和菓子がショーウィンドウに並びますが、うっかり夕方に行こうものなら、ほとんど売り切れになっていたりして、今でも人気の和菓子屋さん。

大名を抜けて国体道路を西に向かって歩いて行くと、何やら気になる看板が!

看板の横のビルを2Fに上がると、雰囲気のある古本屋「LUMO BOOKS & WORKS」(ルーモ ブックス&ワークス)、そのお隣には「gallery LUMO」(ギャラリールーモ)。この本屋さんが何だか素敵なんです!http://www.gallery-lumo.com/

店主の好みでチョイスしたという本が、古い時代のものから海外の本まで小さなお店の中にいっぱい。店内には本だけでなく、クラフト作家さんが作った小物やお店オリジナルのTシャツや雑貨等も。

私が気になったのは、このすっごく古い海外のディズニーの本。装丁もかわいくて、昔のディズニーのイラストにも惹かれちゃう。めったに手に入らない本らしく、見つけた時に買わなかったら売り切れても次に入荷する確証がないんですよね。。。悩んじゃう!こんな本が自分の本棚に並んでることを想像するだけでもわくわくします。

さらに店内を見ていたら、これまた激レアな絵本を発見!あの夢野久作が絵本を書いていたんですよ!!中の挿絵も美しい切り絵で、エグい小説を書く事で有名な彼が、絵本を… 書くなんて…。意外なところでは萩原朔太郎の絵本「猫町」も。どれもこれも欲しくなってしまいます。これも早い者勝ちですね。

ギャラリールーモ

住所福岡市中央区警固1丁目12−5パインテール警固201
TEL092-215-0115
URLhttp://www.gallery-lumo.com/

ルーモを出て、さらに警固本通りを赤坂方面に進んでいくと、あの昭和の名優・菅原文太さんが愛した自家焙煎の珈琲屋「ROASTER'S COFFEE 焙煎屋」が左手に。http://member.fukunet.or.jp/baisenya/

創業して29年になるという「焙煎屋」は、フル・ハンドピックして自家焙煎されているので、クオリティーが高く新鮮なコーヒーをいつでも購入することが出来ます。他にも店主の平山さんがパッケージデザインされたドリップパックも人気。自分の好みがわからなかったら、お店の方のアドバイスを聞いてみると、バッチリ選んでくれますよ。

クロップ有限会社ロースターズコーヒー焙煎屋/警固本店

住所福岡市中央区警固2丁目10−11
TEL092-751-0066

「焙煎屋」のちょうど裏手には、これまたオシャレなカフェ「トレネ」と写真スタジオ「アルバス」が。ここでは、写真撮影はもちろん、写真スクールの開催や2Fにはギャラリーもあるので展覧会なども開催されています。

1Fの店内にはカメラグッズもいろいろ。自分だけのカメラアイテムを見つけることもできますよ!4月30日(土)に7周年を迎えるそうで、4月29日(金)〜5月5日(木)までアニバーサリーイベントを開催。ぜひぜひGWのお散歩ルートに入れて、遊びに行ってみてください。http://www.albus.in/

ALBUS(アルバス)

住所福岡市中央区警固2丁目9-14 
TEL092-791-9335
営業時間11:30〜17:00
定休日水曜、木曜、金曜
URLhttp://www.albus.in/

そして警固本通りをぬけて「けやき通り」へ。映画の撮影も行われたという素敵な通りには、これまた素敵な本屋さん「ブックス キューブリック」が。http://bookskubrick.jp/

店主の大井さんがセレクトした、他の本屋さんとはひと味違う本も特集されていたりして、ここに来ると“私って、こんなことに興味があったんだ!”と思えるような、気づきの本に出会えるのです。

ブックスキューブリック けやき通り店

住所福岡市中央区赤坂2丁目1-12ネオグランデ赤坂1F
TEL092-711-1180

さてさて、足早にご紹介しました大名・警固エリア、いかがだったでしょうか?もちろん、もっともっとご紹介したいスポットはありますが、それは歩いて、見つけて、そして楽しんでください!

取材・文:筒井あや
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