グルメ

がむしゃらな情熱と、本場のテクニック。進化を止めないスパイスカレー店。

2016年10月01日 08:00

初めて食べたスパイスカレーに衝撃を受けた店主の久保さん。以来、その魅力にどっぷり浸かり「毎日食べたい!」と昼夜カレーを作り続ける日々をおくる。

7月にはインドへ渡りカレーをみっちりと学びなおした。例えば、チキンカレーの基本は鶏肉と塩とスパイス。シンプルながらスパイスを調和させることで豊かな味わいとなる。そんなアイデアをノートいっぱいに書き込んで帰ってきた。

本場の味をリスペクトしつつも、久保さんのカレーは、本場そのままではない。ホールスパイスは風味をしっかりとカレーに移した後に取り出す。粒のままのスパイスをガリガリ食べるのは、日本で日常的に食べ慣れていないからだ。ベースの辛さも控えめ。というのも、なんと久保さんは辛いものが苦手なのだそう!

こうして、久保流に再構築され続けていくスパイスカレー。そのおいしさにハマった人たちが、開店と同時に「クボカリー」の席を埋める。


久保さんのカレーと人柄に引き寄せられ、この界隈で飲食店をしている方も訪れるそう。


カウンターとテーブル4席に座敷もあり。


南インドに住む、師匠のスワミさん。


店舗は「マーケットカフェ アルク」内。


本日のクボカリープレート(カレー3種盛り)1.000円〜。内容と値段は日によって異なる。自家製辛味調味料で辛さの調整を。酸っぱ辛いスープのラッサム100円。


●クボカレー
2015年11月にOPEN。カレー好きが高じてイベントに出店していた際、一生懸命作ったカレーが食べる人を笑顔にさせ、目の前でありがとうと言われることが「たまらん!」と、20数年間の設計会社勤めから転身。伝統製法で作られた大分産の菜種油などのこだわり食材を使用し、化学調味料に頼らない身体想いのカレーでもある。


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プレイス情報PLACE

クボカリー

住所 福岡市南区大楠3丁目17-10
TEL 090-3416-4139
営業時間 11:30~売り切れまで
定休日 月・木・金曜

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