グルメ | 新店舗オープン

勢いが止まらない。あの「凛丹」が早くも3店舗目をオープン!

2016年09月29日 12:00 by 木下 貴子

大胆でありながら繊細。六本松の「凛丹」のオーナーシェフ・河津充征氏による中華料理は、2014年にオープンしてたちまち評判になり、なかなか予約がとれない人気店となりました。ファンからの熱い要望に応えるかのごとく翌年、西中洲に2号店「中国菜 四合院 凛丹」をオープン。そして、この9月に3号店が誕生しました!
 

新店舗『凛丹一碗居』は薬院新川そば、西鉄薬院駅から徒歩5分ほどの場所にあります。大きな窓ガラスから中の様子がうかがえ、取材中も通りすがりの人が覗いていく姿が多く見られました。



 

『一碗居』は直訳すると「一皿で食事を完結できる」という意味になりますが、そこには河津氏の誰でも気軽に食事を楽しんでいってもらいたいとの思いが込められています。本店、西中洲店との大きな違いは、「中華レストランというより中華居酒屋です。中華料理をお酒と一緒にカジュアルに楽しんでいただける店を目指しました」とマネージャーの穴倉裕一さん。実際、看板メニューの餃子を筆頭に、一皿700~1000円を中心にした料理がずらり揃います。「少人数でもたくさん種類を楽しんでいただけるように、ポーションを抑え価格帯もお手ごろにしました」と話します。


↑魅力的なメニューが揃いますが、なにはともあれまず注文したいのが3種類の餃子。こちらは「北京棒餃子」(5個・410円)。本来の北京棒餃子は大きめですが、ここでは「博多一口餃子を意識して小ぶりサイズにしました」と穴倉さん。リーズナブルな価格も嬉しい!


↑「特製手打ち焼餃子」(5個・518円)はもっちりした皮が特徴。そして焼き小龍包のように中にたっぷりの肉汁が!大きくて食べ応えもある一品。黒酢と黒ゴショウのタレでいただきます。


↑茹でることで皮のツルっとしたモチモチ感がさらに増す「手打ち水餃子 怪味」(5個・540円)。ゴマベースのタレはトーチーなども加えられ、ピリッと軽い刺激も。“怪味”とありますが、まさに他にない味!


料理長を務めるのは、「四合院 凛丹」で腕を振るっていた山田真也さん。華麗なスパイス使い、斬新な発想など河津イズムを受け継ぎつつ、独自の個性も発揮しながら様々な料理を手がけます。「もち米と豚の血の腸詰」(540円)、「特製スパイスかけラム肉串」(4本・950円)、「緑豆おからの炒め 挽き肉がけ」(540円)など『一碗居』オリジナルメニューも多く、それをお目当てに来店する本店・西中洲店の常連客も多いといいます。

どの料理ももちろんビールとの相性はよいのですが、それではふつう。ここでは中華×日本酒、中華×ワイン、中華×焼酎のマリアージュが楽しめるのも魅力です。「料理に合うお酒を揃えているので、お気軽にお尋ねください」。お酒との楽しみ方を提案する中華料理店として、今後さらにお酒に力を入れていきたいと話します。





↑酒屋とセッションし、お店の料理に合う日本酒、ワイン、焼酎を揃えます。


お酒と中華。3店舗目としての新しい試み。「店はオープンしましたが、これからもお客様から伺ったご意見を反映できるよう、発展し続けるお店づくりをしたいと思っています」と穴倉さん。また、さらなる接客の心得も追及したいと語ってくれました。名店に胡坐をかくことなく、その謙虚な姿勢に人気の秘訣を感じました。これはもう、すぐさま繁盛店になる予感。席が取りにくくなる前のいまこそ、狙い目です!


取材・文:木下 貴子
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プレイス情報PLACE

凛丹一碗居(イーワンキョ)

住所 福岡市中央区平尾1丁目13-3 ジェンティーレ薬院Ⅱ1F
TEL 092-523-1302
営業時間 18:00~翌2:00(OS翌1:00)
定休日 火曜

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