グルメ

中洲二丁目に博多グルメが集合した新名所が誕生

2016年06月24日 18:00 by 山田 祐一郎


5月末、中洲にユニークな業態のスポットが誕生しました。「中洲二丁目屋台」はその名前の通り、屋台の気分が楽しめる、半屋外のお店です。


↑通り沿いの表からみた様子。

店があるのは中洲のど真ん中。元々土地が空いていたところを利用し、雨が降っても、(多少の)風が吹いても、いつでも屋台の雰囲気が満喫できる場所を作りたいという思いから生まれました。


↑手前にカウンター、奥にテーブル席があり、最大60人くらい収容できます。

店長さん曰く「屋台のはしごは博多観光の醍醐味です。ただ、人気の屋台だと並ばなければならず、そうなるとはしごができませんよね。うちは鉄板焼き、ラーメン店、餃子専門店、鍋の店という4つの専門店が合わさって一つの店を営んでいるようなイメージでこの店を運営しています。だからここ一軒ではしごしている感覚で楽しめるんですよ」と笑顔で教えてくれました。

ラーメン部門の「まるとん」が手がけるのは、あっさりスープで、締めにも嬉しい豚骨ラーメン。脂っ気を抑えてあるので、女性からも好評なのだそう。博多ならではの細ストレート麺は固麺、やわ麺の指定もできますよ。ハーフサイズの半ラーメンがあるのも嬉しい限り。


↑ラーメンは一杯590円。替え玉100円もできます。

また、鍋部門の「なべ福」ではもつ鍋、水炊き、チゲ鍋といった料理を担当。鍋は1人前1,200円です。居酒屋などで食べるのも良いですが、アウトドア気分で味わう鍋料理も乙なものです。


↑金太夫さんによる博多のイラストが賑やかさを演出しています。

鉄板焼きの「ぎゅうとんかしわ」では、牛、豚、鶏の鉄板焼きを提供。中には黒毛和牛を使った贅沢なグリルもありました。

餃子は中洲の名店「宝雲亭」から特別に餃子を仕入れ、名店の味を再現しています。ラーメンのお供に良し、単品でビールと一緒に食べるのも良し。


↑提灯がかわいい!

この店で力を入れている「おこわ」にも注目。これは店で取り扱う、ラーメンの豚骨スープ、もつ鍋のスープ、水炊きのスープを利用して作ったご飯もの。


↑博多チカラめしの豚骨スープバージョン「とんこつめし」650円。

どれも汁気たっぷりで食べごたえあり!持ち帰りもOK(冷凍)で、博多土産としても喜ばれそうです。

豚骨ラーメン、もつ鍋、一口餃子、水炊き、明太子、そうそうたる博多名物が一度に堪能できる新スポット。中洲というロケーションとともに覚えておくと重宝しそうですね。

取材・文:山田 祐一郎
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プレイス情報PLACE

中洲2丁目屋台

住所 福岡市博多区中洲2丁目6-9
TEL 080-8572-0881
営業時間 11:30〜翌4:00
定休日 不定

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