
日々是食欲
いつのまにやら大正通りが麺街道に
2013年09月12日 08:00 by 弓削聞平
最近、ぼくのフェイスブックのタイムラインにたびたび出てくるのが「釜喜利うどん」のすだちうどんだ。我が「大名麺通団」にもすだちうどんはあるんだけど、そちらはたま〜にしか出てこない(涙)。それだけ「釜喜利うどん」が話題だということだろう。なにせ、この「釜喜利うどん」は店名からはわからないが薬院にある「二○加長介」の姉妹店なのだ。深夜までずっと満席のうどん居酒屋「長介」の姉妹店ともなれば話題になるのもわかるよな〜。
そんなことを考えていてふと気づいたのだが、「釜喜利うどん」がある大正通りっていつの間には麺の店が異常に増えている。北の方からざっとたどってみよう。まずは長浜の昭和通りと長浜通りの間にはチェーン店の「ウエスト」があり、そこのすぐ横には最近汁なし担々麺をメインとした「木村本店」ができた。汁なし担々麺を出す店は確かに増えたがそれをメインに据える専門店までできるとは・・・。ま、元々中国で担々麺といえば汁なしだったわけで、原点回帰ということになる。
さてそのまま南へ向かうと明治通り手前に老舗の「信濃庵」。そしてその角から入ったところには「麺工房 なか」がある。こちらはシコシコの細麺という福岡ではちょっと変わったうどん。あのコシは福岡でも有数の強さだ。しかも昼の4時間ほどしか開けてないっていうのが珍しい。以前はよく行ってたんだけど、最近とんとご無沙汰してしまっている。また行きたいな〜。
さらに赤坂の交差点を越えると右にちょっと入ったところに「うどん大學」がある。ここは以前早良区の野芥にあった「唄う手打ちうどん 稲穂」出身。実は「長介」の店主もそこの出身だから、同門の2軒がすぐ近くで肩を並べる恰好になっている。
他にもラーメン店「龍人」、そしてこれも最近できた「水炊きラーメン コウノトリ」、またちょっとだけ西の方に入るとラーメンの「鈴木商店」、そして坦々麺の新店「あぐらの担々麺」もある。また、1本の裏の一方通行の店には「大名ちんちん」、そして蕎麦の「喜庵」がある。
そして夜になれば、警固四つ角には屋台の「けいじ」「うまっつら」が出る。こちらもラーメンが人気でファンが多い。けっこうな確率で満席だ。
いや〜、これら以外にも店はあるんだけど、実は「ソワニエ」でも企画を予定していて、鋭意リサーチ中なので、1、2号先の「ソワニエ」でもう少しくわしい話は紹介できると思います。お楽しみに。

「木村本店」の汁なし担々麺。花山椒の痺れる刺激がクセになる。
取材・文:弓削聞平
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