まち

ひと味違う書店です!天神北の「書斎りーぶる」。

2012年05月17日 12:00 by S子

本屋激戦区と言われる天神で、ひときわ異彩を放つ本屋を発見!それが、天神北の「書斎りーぶる」。かつては天神ショッパーズ専門店街内で、約40年に渡って営業してきた老舗書店(創業はなんと、文久元年、今年で151年目!)。2011年夏の移転後、ちょっとおもしろいスタイルで展開されているんです。
 

 


場所は天神4丁目。日本銀行天神支店から北に2分ほど歩いた場所です。

 

 

 

 


1,000坪クラスの書店が多い中、こちらは売場面積約120坪とコンパクト。にも関わらず、程よくセレクトされた具合が「本を探しやすい!」と、サラリーマンやOLさんに大好評。「○○特集」といったセレクトコーナーがいくつも用意されていて、興味をそそります。事務局長の渡辺さん曰く、「これまので書店よりも、お一人の購入単価が何と5割増し!一度足を運んでもらったら、5,6冊まとめて購入される方が多いんです」。それはスゴイ!

 

 

 

 

 

 


数あるコーナーの中でS子が気になったのは、「世界一周」コーナー。タイトル通り、世界一周にまつわる本がセレクトしてあります。その中心に置かれた「ボクたちの世界一周」は、福岡市在住の4人家族(父・母・小学生の兄弟)が、365日、バックパックを行なった記録をまとめたもの。そして、そのユニークな人生観に共感した“本のお世話係”松崎美恵子さんが企画したのが、著者をゲストに招き、スライドとともに365日の旅のエピソードを話してもらう会(第一木曜日に開催)。「書斎りーぶる」のユニークな点、それは、本にまつわるイベントを、たっぷりと企画・運営している点なんです。
「本を基にした立体的なイベントを行なうことによって、世界観が広がりますし、人と人も繋がるんですよ」

 

 

 

 

 

 


ほかにも、「星の王子さま」や「ムーミン谷のひみつ」を題材にした「ぷち哲学読書会」や、「陽だまりの彼女」を題材にした「おひとりさまの夕べを楽しむ読書会」などを開催。「おひとりさまの…」の会は、独身の男性・女性の1人参加が条件で行なわれたところ、会が盛り上がり、2次会まで開催されたというエピソードも!

 

 

 

 

 

 


そんな多彩なイベントがどこで開催されているかというと、本の売場スペースに併設したフリースペース「エスパスりーぶる」。絵本が並ぶ空間に、テーブルと椅子が置かれるそこは、普段は書店内の本を1冊持ち込んで読めるほか(スタッフに声をかけてね)、自習室としても使える場所。絵本も自由に読めるので、子ども連れのママ友にも人気の場所なんです。

 

 

 

 

 

 


窓側の席は通りに面していて、自分の世界に入れそう。コーヒー(1杯200円)やクッキー(100円)も楽しめますよ♪

 

 

 

 

 

 


そんな「エスパスりーぶる」内でのイベントのみならず、「書斎りーぶる」では、2階の貸スペースを使って多彩なイベントも開催中。「スマートフォン講座」や、公開講座「100年永続する企業づくりの秘訣」など、こちらも本をベースにした講座だけれど、気になる!ぜひ、「書斎りーぶる」のHP(http://shosai-livre.com/)でイベントスケジュールをチェックしてみてね!

 

 

 

取材・文:S子
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書斎りーぶる

住所 福岡市中央区天神4丁目1−18 サンビル1F
TEL 092-713-1001
営業時間 平日・土曜日:10:00〜20:00、日祝祭日:10:00〜18:00
定休日 年末年始
URL http://shosai-livre.com/

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