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【UWABA BOOK 2025 vo.1】浜野浦の棚田

2025年04月02日 11:00

福岡市内から、車で西に向かうこと約1時間と30分。玄海町(げんかいちょう)、呼子町(よぶこちょう)、鎮西町(ちんぜいまち)、肥前町(ひぜんまち)の4つの町をまとめて表す名前。漢字で書くと『上場』。
呼子のイカの活き造りに代表される海の幸や美しい景色がフォーカスされがちですが、『うわば』の魅力は見て、食べるだけにあらず。きっと、ずっと『うわば』が好きになる、色とりどりの体験を楽しんでみてください。

浜野浦の棚田 │ 玄海町 │

「死ぬまでに一度は見たい」に選ばれた絶景
この地で暮らした先人の知恵の結晶は今、全国随一の景勝地に。春夏秋冬、朝昼晩…その時にしか出逢えない景色は一生の思い出。地元の人たちが宝物のように大切にしてきた素晴らしい景色をぜひ。


四季折々の絶景に感動
山の斜面や谷間の傾斜地などに階段状に作られた棚田。農林水産省が「日本の棚田百選」を選定するほど日本らしい風景で、海外からの観光客の来訪も多い。
玄海町にある「浜野浦の棚田」も当然百選の一つ。さらに累計66万部を突破した旅行書シリーズ「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」(三才ブックス)にも掲載され、その知名度は全国区だ。
四季折々、早朝・昼・夕暮れ時と日々一期一会の景色を目に焼き付ける


刻々と見せる景色を変えるが、特に美しいのが水を張った田植え時期の日没時。毎年、その時しか見られない絶景を狙って多くの写真愛好家たちが集う。
一方、その時期は当然人も多いので、しっとり絶景を堪能するなら季節をずらすのも一手。稲が青々と伸びゆく初夏、稲穂が頭を垂れる盛夏、稲刈り後の畦道を彼岸花が彩る秋…。農家の営みに想いを馳せながら景色に触れるのも一興だ。


棚田を守り、未来に繋いでいく
そもそも、なぜこんな斜面に田を作ったのか?それは限られた土地を活かしながら生きていくため。平野であればシンプルにそこを田にすれば良いが、玄海町をはじめ『うわば』地区は斜面が多いためそれが叶わない。「であれば傾斜地に田を作ろう!」と、昔の人たちは精巧な石垣を組み、多くの棚田を形成。その一つが「浜野浦の棚田」だ。ただ棚田は一枚一枚の田が小さく、米づくりにあたって苦労も多い。実際に米農家は年々減少しており、耕作放棄地となってしまっては景観を未来に残すのは困難になる。


そこで棚田で米づくりを体験できる「守る米づくり」を実施し、見る側から守る側になってくれる参加者を募っている。参加プランは大きく2つ。一つ目が田起こしから収穫祭まで米づくりに関わる「守りびと」プラン。二つ目が浜野浦の棚田は守りたいが、作業に参加するのは難しいという人向けの「かかし会員」プラン。また、例年10月初旬〜3月上旬にはライトアップイベント「結ぶ繋ぐあかり」も開催。4色に輝く約1万4000本の灯りが畦道を縁取る様は幻想的で、遠方から見に訪れる人も多い。棚田を守り、未来に繋ぐ2つの活動に注目してみよう。


●浜野浦の棚田
佐賀県東松浦郡玄海町浜野浦
営業時間:見学自由
休み:なし
駐車場:あり(40台)

【問い合わせ】
・玄海町役場企画商工課
℡.0955-52-2112
・一般社団法人 玄海町みんなの地域商社
℡.0955-51-3007
 

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そのうわばエリアの魅力を詰め込んだ冊子「UWABA BOOK」が完成しました。
「UWABA BOOK」は、西鉄福岡駅のコンコースや、ソラリアプラザ1階のLOVE FMスタジオ前、天神・博多駅の観光案内所などで配布中。またLOVE FMでも、5月末までの毎週木曜日AM9:25頃~「うきうきわくわく、うわばへ、Let’s Go♪」を放送中です。
是非皆さんも「UWABA BOOK」を手に、うきうきわくわく、うわばへ、Let’s Go♪

 

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