グルメ | 新店舗オープン

パリパリ生地が織りなす圧倒感!絶対に食べるべきデニッシュ

2023年12月22日 11:00 by 深江久美子

SNSで話題になっているお店をリサーチしていると、すご~く気になるお店を発見。食パン専門店やチーズケーキ専門店というのは良くありますが、デニッシュ専門店って珍しい!「天神・博多エリアでは初かも?」と期待を胸にふくらませて行ってみることに。
 

場所は西中洲にある貴賓館の真裏、1本道を挟んだところ。宮崎のカフェ文化の仕掛け人が手掛けるデニッシュ専門店「DE・NI」。裏通りからお店をのぞけるオープンな造りになっていて入りづらさも皆無です。5年ほど前から構想し、ついに今秋2店舗目を福岡でオープンする運びになったそうです。
 

ショーケースには宝石のようにキラキラと艶やかに輝くデニッシュが約40種!とにかく目移りして迷うこと間違いありません。事前に入口前の看板や、リーフレットを見て候補をピックアップしておくといいですよ。種類はフルーツ系、コンポート、スタンダード、惣菜の4つに分かれます。


特徴はずっしりと重みのある何層もが織りなすパリパリの生地。目指したのはパン寄りのデニッシュではなく、正統派のデニッシュです。織り込む枚数を増やしたり、減らしたり・・・・・・。材料となる食材の調達が難しい中、国産の発酵バターや小麦粉などを厳選して試行錯誤の末に究極のデニッシュが完成。
 

彩り豊かで眺めるだけでも幸せな気分になりますよね。フルーツはスタッフが実際に味わって吟味したフレッシュなモノだけを使用するというこだわり。しかも、フルーツの下には2種のクリーム!生クリーム、カスタードクリーム、サワークリーム、マスカルポーネなど約10種の中から、生地や素材にマッチしたものを。店舗裏にある工場で作られ、2時間おきにショーケースに並べられるそうです。


季節限定デニッシュはその名のとおり今だけ味わえるスペシャル。この日は栗が1粒鎮座したモンブランや、大粒のシャインマスカット、大きくカットされた柿などが♪ギリギリ旬だという柿は熟しながらも、しっかり歯ごたえがありジューシー!皮までみずみずしく、おいしく食べられるなんて驚きでした。
 

ケーキの主役であるいちご、オレンジ、パインが贅沢にも1つになった「ミックスフルーツデニッシュ(430円・税込)」。いろんなフルーツを味わいたいという人におすすめです。


写真左から福岡店限定の「めんたいクリームチーズ(480円・税込)」と、「抹茶あずき(350円・税込)」です。ほかには「あんバター(320円・税込)」や「クレオショコラ(320円・税込)」といったスタンダートなモノもあり、バリエーションがとにかく豊富。
 

朝食や軽食にもなりそうな惣菜系には「マルゲリータ(380円・税込)」、「ゴルゴンゾーラと蜂蜜(420円・税込)」なども。ザックザクな生地には塩味も合うんです!ひと味ちがうデニッシュをどうぞ。
 

そして、デニッシュ以外の商品にもご注目を。注文してから生クリームを詰めてもらえる「クレームジェール(350円・税込)」や、リッチな食べ応えのある「クロワッサン(280円・税込)」などが販売されていました。どれがもパリッとサクッと。
 

ショーケースの右側にはパフェ専門店も併設されていました。こちらでは高さ30cm超えのタワーパフェをいただくことができますよ〜!23時ラストオーダーまで営業しているので、〆パフェとして利用できそうです。
 

“お客様に驚きと感動を”というコンセプトのもと、わくわくするスイーツを提供したいと語るオーナーの鰺坂さん。まだ福岡ではお見かけしないデニッシュ専門店ですが、おいしさ・ビジュアル・手軽さの点から来年はさらにブレークしそう。お正月(三が日)も休まず元気に営業するというので、天神で初詣に行く人や、初売りに出かける人は立ち寄ってみてくださいね。


【DE・NI 福岡西中洲店】
●住所:福岡市中央区西中洲5-17 AER西中洲1階店舗
●営業時間:10:00〜24:00(売切れ次第閉店となります)
●店休日:年中無休(※年始年末はおたずねください)
●TEL:092-406-7466

取材・文:深江久美子
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